株式投資は経験を積めば積むほど利益を上げらえる可能性が高くなりますが、そのためには自分が行ったトレードを振り返ることが重要です。
ただトレードしているだけでは過去にどのようなトレードをして儲けることができたのか、または損することができたのかは忘れていってしまいます。
そのためトレード日記や記録を付けて定期的に振り返りをすることは、特に初心者にとってはおすすめです。
ここでは株式投資でトレード日記・記録を付けることの重要性について、みていきたいと思います。
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トレード日記・記録を付ける重要性とポイント
トレード記録や日記をつけるというと、面倒くさいと感じる人が多いかもしれません。
ただそこまで時間をかける必要はなく、銘柄、エントリーポイント、エントリーした理由、エグジット(利食いか損切り)ポイント、合計の損益などがわかれば十分です。
トレード記録を付けることのメリットは、まず客観的に自分が株式投資で儲けることができているのか、どこに問題があって改善をすべきなのかがわかります。
たとえば、数日から数週間保有するスイングトレードをしているのに、利益トレードと損失トレードの値幅が後者の方が大きい場合には、何か問題があります。
少し利益が出ただけで利食いしてしまっているか、損切りができずに損失を拡大してしまっているなどの理由が考えられます。
これでは勝率が50%でもトータルで利益を上げることはできないので、見直しが必要になるでしょう。
ただこれらは記録を付けていないと改善点を把握するのは難しいと思います。
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トレード日記・記録の活用方法
では具体的にどのようにトレード日記・記録を活用していけば良いのか見ていきましょう。
まず徹底して欲しいのが、基本的な記録についてはトレード毎に付けていくようにしましょう。
何回かまとめて記録しようと考えていると、どんどん溜まっていってしまって面倒に感じてやらなくなってしまいます。
最初は毎回付けていくのが大変と感じるかもしれませんが、慣れてしまえば大した作業ではありません。
トレード日記・記録を付けることができたら、それを1週間か1ヶ月に1回程度見直すようにしましょう。
サラリーマンの人であれば平日はあまり時間が取れないかもしれないので、普段はトレードや情報収集に時間を使い、週末などまとまった時間が取れる時に見返していくと良いでしょう。
時間をとって見直してみると、自分の問題点や改善点を客観的に見つけることができると思います。
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トレード日記・記録から課題を見つけて改善
もし改善点を見つけることができれば、そこを変えていくだけで株式投資のパフォーマンスは大きく向上する可能性があります。
もちろん改善していくためには勉強は必要にはなってきますが、トレード日記や記録を付けていない人は、何を勉強していくのが最短距離なのかがわかりません。
そのため時間を使って勉強をしたとしても成績は向上せず、損失が拡大したり嫌になって株式投資を辞めてしまうという人は多いです。
トレード日記や記録を付けるだけでも、他の多くの投資家と差別化することができ、成功するトレーダーに近づいていると言えるでしょう。
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まとめ
トレード日記・記録はたいそうなものを作る必要はなく、ポイントを絞ったシンプルなもので問題ありません。
最初は面倒だと感じると思いますが、習慣化できてしまえば負担には感じなくなるはずです。
日記・記録を付ける習慣ができたら、それを定期的に見直して自分の課題や改善点を見付けてみましょう。
それらを改善していければ、株式投資のパフォーマンスが向上する可能性が高いです。
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