株式投資がうまくいかない・損失が続いたときにはどうすればいいのか?「利小損大」を改善するための方法は?

少しでも生活を楽にしようと思って株式投資をはじめたのに、買った瞬間に株価が下がってしまい、損失になってしまうと悩んでいる人は多いのではいでしょうか?

株価が上がるか下がるかは確率的には1/2なのに、なぜか自分が買った時は毎回下がってしまう。

そんな時は一度立ち止まって、自分がどのようなルールでトレードしているのか考えてみる必要があります。

相場は今後も続いていきますので、無理してトレードする必要はありません。

ここでは株式投資がうまくいかないときにはどうすればよいのか、についてみていきたいと思います。

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株価やチャートを見すぎて損切を繰り返してしまう 

自分が買うと下がってしまうという人は、チャートや株価の値動きを見すぎている可能性があります。

そして少しでも下がってしまうと、これ以上損失が拡大してしまうかもしれないという形で、損切を繰り返してしまう。

どういう時間軸で、どのような値動きを取りたいのかを決め、ポジションを保有したら損切の逆指値オーダーや利食いオーダーを入れて、放置しておくのが良いでしょう。

買った後に株価が下がるというのはよくあります。

たとえば日足チャートを使って数日間から2週間くらいの値幅を取ろうとイメージしているのに、ずっと株価を眺めているというのは矛盾しています。

株価は秒単位や分単位で変化していくのですから、日足チャートを見てトレードしている人は、取引時間中に株価を確認する必要はありません。

もし株価が気になってしまうのであれば、それは自分が許容できるリスクを超えているという事にありますので、損失しても良いという金額に減らしてトレードしてみると良いでしょう。

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トレードルールがなく、「利小損大」となってしまう 

利益のトレードの方が多いのに、全体では損をしてしまっている。

これは初心者がやりがちなトレードで、「利小損大」といわれ、その字の通り利益は小さく、損は大きくなってしまうパターンです。

「利小損大」をやっていると、トレード自体は9勝1敗でも損をしてしまっているという事はあります。

このパターンの人は、ポジションが含み益になるとこの後下がってしまうかもしれないという恐怖からすぐに利確をしてしまい、反対に含み損になると今後上がる可能性はあるからと、損切ができずにずるずると損失を拡大してしまいます。

なぜこのようなトレードを繰り返してしまうかと言えば、明確なトレードルールを持っていないからです。

株を買う前に、ここまで下がったら損切をする、ここまで上がったら、こういうシナリオになったら利確するというルールを持っていれば、「利小損大」のトレードを繰り返すことはなくなります。

トレード前に損切と利確にイメージをしていれば、基本的には損切幅よりも利益幅の方が大きくなるため、「利小損大」となることはないでしょう(デイトレードやスキャルピングなどで小さな利益を積み重ねていくトレードスタイルもあります)。

理想とされる「利大損小」か、悪くても利益と損益幅が同じということになるでしょう。

その上でまだ損失が出てしまうというのであれば、トレードの勝率が悪いということになりますので、やり方を見直していく必要があります。

⇒【株式投資の真実とは

過去検証でトレードルールの優位性を確認しよう 

もし株式投資で損失が続いているのであれば、何かやり方を変える必要であることが多いです。

相場は今後もずっと続いていきますので、不安に思いながら続けても精神的にもよくなく、また損をしてしまう可能性が高いでしょう。

一旦立ち止まって自分のトレードを見直してみることをお勧めします。

そもそも優位性がないトレードをしている可能性もあるので、不安であれば過去検証をして優位性があることを確かめると良いでしょう。

そして優位性があることを確認したら、なるべく小さな金額から試してみましょう。

損失が続いていると、それを一気に取り戻そうと過剰なリスクを取って、市場から退場していく人は多いです。

株式投資はギャンブルではないので、優位性のある時だけトレードをしていけば良いのです。

是非冷静さを失わずに、客観的にするようにしましょう。

⇒【過去検証の方法を解説

まとめ 

株式投資の初心者や軽系が少ない人で、損失が続いて悩んでいるという人はここにあげたいずれかに該当する場合が多いです。

いずれのケースにせよ、無理してトレードを続けるのではなく、一旦立ち止まって冷静に見直してみると良いでしょう。

自分流の納得できるトレード方法を確立したら、また小さいポジションから試していくことをお勧めします。

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⇒【株式投資のメリット・デメリットを解説
⇒【損切りの目安、価格設定の仕方について解説
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