「ポートフォリオ」とは保有している株式の銘柄リストのことを指す言葉で、単一の銘柄ではなく、複数の銘柄を保有している時に使います。そのため、分散投資を行っている時に使う言葉ともいうことができます。
株式投資の世界では分散投資が重要という言葉を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか?ここでは「ポートフォリオ」の重要性についてみていきたいと思います。
「ポートフォリオ」の重要性
「ポートフォリオ」はリスク管理の観点からはとても重要になります。1つの銘柄に集中して投資をしてしまうと、株価が上がった時には大きな利益を得ることができる一方で、反対に株価が下がった場合には大きな損をしてしまう可能性があります。
株式投資初心者のうちは、銘柄を見極める力があまりないと思いますので、分散投資をして「ポートフォリオ」を持っていた方が、安全な投資をすることができます。
「ポートフォリオ」は株式投資以外も使える
「ポートフォリオ」は株式投資だけに限ったものではなく、FX・投資信託・保険・仮想通貨などあらゆる投資商品が対象となります。株式など同じ商品だけで「ポートフォリオ」を組んでしまうと、株式市場が大暴落した際にはすべての銘柄が値下がりする可能性があるので、商品も分散しておいた方がリスクは低くなります。
株式投資での「ポートフォリオ」
ただ投資初心者がいきなり複数の投資商品を扱って「ポートフォリオ」を組むのは難しいとは思うので、株式でもなるべく特徴が異なるものを組み合わせると良いでしょう。
たとえば、同じ業界の銘柄は買わない、大型株と小型株と組み合わせる、東証一部とマザーズの銘柄を組み合わせるなど、株式だけでもさまざまな「ポートフォリオ」を組むことが可能です。
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「ポートフォリオ」のデメリット
分散投資をして「ポートフォリオ」を持つことにはデメリットもあります。複数の銘柄を持つことによってリスクを少なくすることができる反面、大きく資産を増やすことも難しいです。
株式投資初心者はいきなり大損をして退場してしまうことが無いように、まずは分散投資で「ポートフォリオ」を組みながら、経験を積んでいくのが良いとは思いますが、リスクを取って少数の銘柄に集中投資した方が、資産を増やす可能性は高くなります。
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まとめ
「ボートフォリオ」は分散投資を意味する言葉でもあり、株式投資初心者であれば慣れるまではリスク管理のために、意識していった方が良いでしょう。分散投資をすることでリスクを低くすることはできますが、それは同時に資産を大きく増やすことも難しいことを意味しますので、メリット・デメリットを理解した上でうまく利用することをおすすめします。
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