株式投資では安いものであれば数万円から購入できる銘柄もありますし、単元未満株を利用すれば数千円からでも株式投資を始めることは可能です。
日本で一番有名な株価指数である日経平均株価に採用されている225銘柄の2018年9月18日の終値時点では、みずほフィナンシャルグループは19,610円、ヤフーは39,200円、東京電力は53,300円、野村ホールディングスは53,440円で購入することができます。
これらの銘柄を単元未満株を利用すれば、1/10以下の資金でも購入が可能です。
それでは株式投資に最低限必要な資金について、もう少し掘り下げてみていきましょう。
株式投資に必要な資金の計算方法
株式投資に必要な資金は、株価 X 最低単位(100株や1,000株)で計算することができます。
冒頭で見てきたように、誰もが名前を聞いたことがあるような有名企業の株式も、数万円から購入することができるので、株式投資を始めるという意味では、数万円あれば可能です。
また単元未満株という制度を利用すれば、最低単位の1/10以下で取引することも可能ですので、現実的には数千円あれば株式投資を行うことができます。
株式投資を行うためには、証券会社に口座を開設することが必要となってきますが、証券会社の口座開設には費用がかからず、開設後も維持手数料はかかりませんので、株式投資に興味があればまずは口座を開設するところからはじめてみると良いでしょう。
株式を売買する際にのみ手数料が発生しますが、SBI証券や楽天証券を中心としたネット証券会社の手数料は安くなっているので、小額から株式投資をはじめるのであればこれらのネット証券会社に口座開設するのが良いでしょう。
⇒【ミニ株、単元未満株を解説】
株式投資は資金が多い方が有利?
株式投資は最低数千円~数万円あれば始めることはできますが、購入できる銘柄の選択肢が少なくなってしまうため、資金は多い方が良いことは良いです。
30万円くらいあれば銘柄の選択肢の幅は広がりますが、どのようなトレードスタイルをするかによっても必要な資金量は変わってきますので、資金が少ないからといってあきらめることはないです。
たとえば、資金が少ない人は短期売買は行わずに、毎月決まった金額を買っていくというような積み立て投資的なトレードスタイルであれば、少ない資金で株式を購入し、中長期的に値上がりしたところで売却するという方法を取っていくのも良いでしょう。
まずは小額から株式投資をはじめてみよう
将来的に本格的に株式投資を始めてみたいと思っているのであれば、資金が少なくてもとりあえず始めてみることをおすすめします。
やはり経験することで学べることの方が多いですし、株式投資の面白さや魅力に気づくことができれば、お金を貯めていくモチベーションにもなることでしょう。
ただ注意していただきたいのは、最初から利益を上げるのは簡単ではないので、まずは損をしても影響のないような金額で小さくはじめるようにしましょう。
生活資金などそれを失くしたら影響が出てしまうようなお金を使ってしまうと、冷静な判断をすることができずに、負ける確率が高くなってしまいます。
株式相場は今後も続いていきますので、最初から無理をする必要はありません。
まずはどんなものかを経験してみるという気持ちで、トライしてみると良いでしょう。
⇒【株式投資で稼ぐのは簡単?】
まとめ
現在は大企業の株式も小額から購入することができたり、単元未満株という制度が充実したことによって、個人投資家にとって株式投資ははじめやすくなっています。
資金が多い方が購入できる銘柄の選択肢は広がりますが、証券会社の口座開設には費用も掛かりませんので、まずは口座開設をして小額から挑戦してみると良いでしょう。
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