株式投資をはじめるにあたって、どの程度の利益が見込めるのかは気になるところだと思います。
中には年間で資産が倍以上になったというような人もいて、うまくいけば大きく儲けることができると考えている人もいることでしょう。
現実的に株式投資で目指す年利は5%程度にするのが良いでしょう。
以下ではその理由について解説していきたいと思います。
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株式投資の期待利回りは5%前後
株式投資で期待できる利回りは一般的に5%程度と言われています。
もちろん10%以上というのも狙うことは可能ですが、それを達成するためにはその分リスクを取らなければならず、初心者の人にはお勧めしません。
もちろん長く株式投資をやっていれば年によっては10%以上稼げたという年も出てくるとは思いますが、まずは安定的に5%以上を稼げることを目標にすると良いでしょう。
5%と聞くと少ないと感じる人もいるかもしれませんが、銀行に預けていては全く金利が付かない中では、十分立派な数字です。
1年では5%ですが、これを何年も続けて複利で運用していくと、10年後には約63%になります。
その間に調子のよい年があれば、10年間で資産が2倍になるというのも、非現実的な数字ではないと思います。
まずは無理な目標を立てるのではなく、毎年達成可能な5%程度を目指していくと良いでしょう。
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株式投資では毎月決まった金額を稼ぐことは難しい
株式投資の世界はサラリーマンの給料のように毎月決まったお金が振り込まれるという訳ではありません。
儲かる月もあれば損する月もあると思いますが、合計で利益をあげていくことが重要です。
ただ多くの人は決まった金額が欲しいと考えてしまうもので、毎月1万円稼ぎたいというような目標を設定し、無駄にトレードをしてしまいます。
そのようなトレードで成功することはなく、結局は損をしてしまうことが多いですので、万が一損をしてしまった月があっても、そういう月もあると割り切ることが重要です。
株式市場は今後も続いていきますので、相場状況が悪い中で無理してトレードする必要はありません。
自分にとって有利な環境でトレードしていくことを心がけましょう。
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株式投資は少しでも儲けることができたら上出来
株式投資で目標とすべき利回りは5%といいましたが、5%稼げないからといって落ち込んだり、心配する必要はありません。
重要なのは資産を減らさないことであり、少しでも増やすことができたのであれば良かったと考えるべきです。
今までは銀行に預金していて全く増えなかったお金を、自分の力で増やすことができたのですし、その間にはいろいろな勉強をして知識を身につけることができたでしょう。
これを継続していけば2年目には利益を上げられる可能性が高くなっていきます。
また万が一損をしてしまったとしても、問題ありません。
有名な投資家の中にも年単位で見ればマイナスで終わってしまう年もあります。
大切なのは株式投資を続けることができる資金を残すことであり、やり方さえ間違っていなければ、繰り返しやっていくことで儲けるようになるでしょう。
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まとめ
これから株式投資をはじめる初心者は、年間5%の利益をまずは目指してみましょう。
5%は一般的な株式投資における期待利回りで、リスク管理の観点からも適切な値だと思います。
5%でも継続していけば大きく資産を増やすことが可能です。
株式投資はサラリーマンの給料などと違って、毎月決まった金額を稼ぐことはできません。
もし1年目に少しでも稼ぐことができれば上出来で、大切なことは株式投資を続けていく資金を残していくことですので、しっかりとリスク管理を行っていくようにしましょう。
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