株式投資のタイプは「短期トレード」「中期トレード」「長期トレード」「配当・株主優待狙い」の4つに大別することができます。
それぞれの特徴を掴んで自分はどこを目指していくのか考えて、それに向けて勉強していくのが、株式投資で利益をあげるための近道となります。
それではタイプ別にみていこうと思います。
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「短期トレード」タイプ
「短期トレード」タイプの人は、スキャルピングやデイトレードといった短い時間軸でトレードする人たちです。
チャートのみでトレードするテクニカルトレーダーで、ファンダメンタル分析は行わないのが一般的です。
「短期トレード」は基本的に相場が開いている間は、パソコンのモニターを眺めることになるので、サラリーマンなど日中に業務がある人には向きません。
そのため専業でやっているトレーダーやプロの割合が多く、競争は激しく難易度も高いです。
特徴としては多くのトレードを行い、小さな利益を積み重ねていきます。
トレードの勝率も高いです。
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「中期トレード」タイプ
「中期トレード」タイプの人は、スイングトレードのように数日から数週間の時間軸でトレードする人たちです。
テクニカル分析とファンダメンタル分析の両方を使うことができますが、割合としてはテクニカル分析を使っている人の方が多いでしょう。
「中期トレード」は日足チャートより長い時間軸のものを使うため、日中の株価の値動きは気にする必要がなく、確認も1日1回で十分です。
特徴としてはそんなに頻繁にトレードは行わないものの、成功するトレードの時の利益は大きくなります。
勝率は人によって異なりますが、50%前後の人が多いでしょう。
その勝率でも1回のトレード当たりの利益と損失の比率が、利益が大きくなりますので、トータルでは利益を出すことができます。
そのためサラリーマンに適したトレードスタイルと言えるでしょう。
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「長期トレード」タイプ
「長期トレード」タイプの人たちは、数か月から数年といった長い時間軸でトレードするタイプの人たちです。
テクニカル分析、ファンダメンタル分析の両方を使うことができますが、「中期トレード」タイプと比較するとファンダメンタル分析を使う人の割合が多くなります。
「長期トレード」では週足や月足といったチャートをメインで使います。
エントリーのタイミングを計るときは日足チャートも使いますが、一旦ポジションを持って損切りの逆指値オーダーを入れておけば、株価の確認は毎日する必要はありません。
こちらもサラリーマンに適したトレードスタイルと言えます。
特徴としては、思惑通りに株価が動いた際には大きな値動きを取ることが可能で、株価が数倍になるということも珍しくありません。
勝率は50%を下回ることが多いですが、損失に対する利益の割合がかなり大きくなります。
また「長期トレード」では配当や株主優待も同時に狙っていくことができます。
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「配当・株主優待狙い」タイプ
「配当・株主優待狙い」タイプの人たちは、いままでの3つのタイプと多少異なります。
基本的には株価の値上がり益よりも、配当と株主優待で利益を出していくことを狙います。
テクニカル分析とファンダメンタル分析の両方を使うことができ、チャートは日足以上のものを使う人が多いでしょう。
イメージとしては「中期トレード」と「長期トレード」の中間に位置している感じです。
うまくトレードすることができれば、値上がり益も狙うことができます。
個人投資家に人気のトレードスタイルです。
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まとめ
株式投資のトレードタイプをまとめると、「短期トレード」「中期トレード」「長期トレード」「配当・株主優待狙い」の4つに大別することができます。
「短期トレード」はプロの割合が多くて難易度が高いので、初心者やサラリーマンにはそれ以外のものがおすすめ。
自分にあったものを見つけて、それに向けて勉強していくようにしましょう。
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