株式市場は一定のサイクルで上昇と下落を繰り返しており、長く相場にかかわっていると、暴落を経験したことがある人も多いでしょう。
過去の経験から、いつかはまた暴落に巻き込まれることがわかっていても、自分は大丈夫だろうと根拠のない自信から、無理にトレードしてしまい、大損を出してしまう人もいます。
ここでは株式投資で大損を出さないために注意すべきこと、についてみていきたいと思います。
株式投資の初心者と上級者の違いはリスク管理のうまさ
株式投資で一番重要かつ、初心者と上級者で大きな差が出るのは、リスク管理です。
リスク管理とは、ポジションサイズ、損切りなどのことです。
初心者は自分の資金量に対して過剰なポジションを取ってしまったり、損失が続いていると、損失を取り戻そうと無理にトレードして、大損をしてしまうことが多いです。
また損切りをすることができずに、塩漬けになってしまい、その後も下落して大損をしてしまったという人もいます。
株式投資で安定的に利益を上げている人は、そのようなことはしません。
1つ1つのトレードでは損失が出ることはあっても、それを何回も繰り返していけば、トータルでは利益を上げられることがわかっているからです。
そのため、1回のトレードで致命的になるほどの損失を出さないように心がけましょう。
リスク管理をしっかり行えば株式投資で利益を上げることは難しくない
株価が上がるか下がるかは極端な話1/2の確立であるため、リスク管理を適切に行っていけば、株式投資で利益を上げられる確率は高まっていきます。
相場の状況が良い時に、少しでも優位性のあるトレード手法で売買を行っていけば、利益を上げることはそんなに難しいことではないでしょう。
株式投資の上級者は、トレードに絶対がないことを理解しており、リスク管理を徹底しています。
人によってさまざまですが、1回のトレードで許容する損失は資金量に対して2%程度という人が多いでしょう。
これであれば5回連続損切りとなってしまっても、90%の資金は残るため、株式投資を続けていくことは可能です。
初心者が大損する典型的なパターン
初心者は1つのトレードで資金量に対して半分近く損をしてしまうという事があります。
もし資金の50%を失ってしまった場合に、損失を取り戻すためには残りの50%を2倍にしなければならず、過剰なリスクを取ってしまうことになります。
初心者によくありがちなのが、このようにリスクを取りすぎて大損を出してしまい、株式市場から撤退しなければならなくなってしまうパターンです。
こうならないためにも、冷静さを失わずに、株式市場と向き合っていく必要があります。
初心者であれば最初は最低単位での取引を繰り返して、経験を積んでいくのが良いと思います。
実際の経験から学ぶことは多いですし、損をしても影響がないような資金量であれば、冷静にトレードをすることができます。
ある程度経験を積んで自信がついてきたら、リスクを少し大きくしていくのが良いでしょう。
⇒【株価について解説】
まとめ
株式市場で大損を出さずに、長期にわたって利益を出していくためには、リスク管理が重要となります。
株価が上がるか下がるかは誰にもわかりませんが、このリスク管理の部分で初心者と上級者では大きなスキルの差が出てきます。
まずは小さい金額から試していくのが良いでしょう。
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