株式投資をはじめてみようと思っても、銘柄が多すぎてどの株を買っていいか迷う人は多いです。
日本国内に上場する銘柄だけでも4,000近くあり、その中から選ぶのは簡単ではありません。
ここでは株式投資銘柄の選び方のポイントやコツについてみていきたいと思います。
興味があったり身近な株式銘柄から買ってみよう
株式投資初心者におすすめなのは、身近な銘柄からはじめてみることです。
たとえば旅行がすきなら旅行代理店や航空会社、洋服が好きなら洋服メーカーやデパート、食事が好きなら飲食店やコンビニといったおものです。
意外と自分が使っているものの会社が、上場しているというのはよくあります。
いきなり全く知らない銘柄だと、イメージもつかみにくく、興味がなければ株式投資を嫌いになってしまう可能性があります。
興味がある銘柄であれば、情報を収集することが苦痛に感じないでしょうし、投資スキルも磨きやすくなります。
また最初から売買益狙いではなく、株主優待や配当目的ではじめてもよいので、自分が興味のある方法を考えてみてください。
最小単位で株式を購入して株式投資を経験してみよう
興味がある銘柄を見つけることができたら、まずは最小単位で購入してみても良いと思います。
現在はミニ株のように従来の1/10の資金で購入できるものもありますし、もっと小さい単位で購入できるものもあります。
理想としては、テクニカル分析やファンダメンタル分析を勉強してから株式売買を行うのが良いですが、いきなり勉強となるとやる気を失くしてしまう人も多いと思います。
ですので、まずは失っても良いと思う最小限のお金で、実際にトレードをしてみて、そこで経験したことから知識を付けていくというやり方でもよいでしょう。
このやり方で株式売買を行う場合には、損をする可能性はありますので、繰り返しにはなりますが、最小限の単位で売買するようにしましょう。
従業員持ち株会の自社株はお得な株式投資
サラリーマンの人で会社に従業員持ち株会制度があるのであれば、自社株からはじめてみるのも良いでしょう。
自分の会社であれば仕事内容もよく分かっていてイメージが付きやすいし、何より株価を上げるために仕事を頑張ろうという、モチベーションアップにもつながるかもしれません。
従業員持ち株会であれば、会社が奨励金を出している場合が多いと思いますし、株式市場で売買する他の人よりもお得に購入することが可能です。
あまり短期売買には向いてはいないですが、まずは従業員持ち株会から株式投資がどういうものかを知るというのも良いでしょう。
一方で会社の業績が悪くなってしまった場合は、従業員持ち株会で購入した株も損してしまい、給料も下がるというダブルパンチになってしまう可能性があることは、十分に認識をしておく必要があります。
また会社で機密情報を入手できる役職についている場合には、短期間で売買を行うとインサイダー取引に該当する必要もあるので注意が必要です。
⇒【従業員持株会の詳細を解説】
まとめ
初心者の株式銘柄の選び方についてみてきましたが、重要なポイントは小さく始めることです。
いきなり大きな資金を使って、感覚だけでトレードしてしまうと、ギャンブルと同じになってしまい、資金を一気に失う可能性があるので、注意しましょう。
まずは最小単位からはじめて、経験を積んで株式投資がどういうものかわかってきたら、取引の単位を増やしていけば良いと思います。
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