株式投資をやっていると以下のような疑問を抱くことがあると思います。
・どの年齢層の人たちがどのくらいいるのだろうか?
・株式投資を行っている個人投資家の年収は?
・どれくらいの金額の株を保有しているのか?
ここでは日本証券業協会が2016年9月5日に発表したデータをもとにみていきたいと思います。
⇒【株式投資を行っている個人投資家の人数】
⇒【株初心者が目標にすべき利回り】
株式投資家の年齢層
引用:日本証券業協会
株式投資家の年齢層は、20代~30代が8%、40代が16%、50代が20%、60歳~64歳が13%、65歳~69歳が15%、70代以上が28%という結果でした。
60歳以上の個人投資家の割合は56%と半数以上を占めています。
調査対象は20歳以上としているため、この結果には未成年者は含まれていません。
株式投資はある程度の資金がないと始められないことから、比較的余裕のあるシニア層の割合が多いです。
私も過去に何度か株式投資のセミナーに参加したことがあるのですが、親くらいの年代の人たちがほとんどで、ダントツの最年少という場合がほとんどでした。
⇒【株式投資に年齢制限はある?】
⇒【配偶者に株式投資を説得する方法】
株式投資家の年収
引用:日本証券業協会
株式投資家の年収は、300万円未満が49%、300万円以上500万円未満が24%、500万円以上700万円未満が11%、700万円以上1,000万円未満が9%、1,000万円以上が6%という結果でした。
年収別では300万円未満が49%と過半数を占め、全体の73%が500万円未満となっています。
年収があまり高くない人たちが将来や老後のための資産形成に興味を持っている結果があら表れているのかもしれません。
⇒【株式投資でお小遣い稼ぎをする方法】
⇒【株式投資はいくらから始められる?】
株式投資家の証券保有額
引用:日本証券業協会
株式投資家の証券保有額は、10万円未満が3%、10万円以上50万円未満が10%、50万円以上100万円未満が9%、100万円以上300万円未満が25%、300万円以上500万円未満が13%、500万円以上1,000万円未満が15%、1,000万円以上3,000万円未満が15%、3,000万円以上5,000万円未満が3%、5,000万円以上が2%となっています。
保有額別には100万円以上300万円以下が25%と最も多く、全体の75%が1,000万円未満となっています。
100万円未満も22%いますが、株式投資を行っていくには100万円以上あった方が、購入できる銘柄の選択肢も増えたり、同時に複数銘柄を保有することができるので、良いと言えるでしょう。
⇒【株式投資は資格があった方が有利?】
⇒【主婦におすすめのトレード方法】
まとめ
株式投資を行っている個人投資家のデータでは、年齢は60以上のシニア層が56%、年収は73%が500万円未満、証券保有額は75%が1,000万円未満という結果になりました。
思ったよりも年齢層は高く、また年収は低い結果で、多くの人にとって株式投資は身近なものであるということがわかったのではないでしょうか?
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