そーせいグループの株価は2日連続のストップ安となり、年初来安値を更新しています。
2018年9月21日以降も売りが継続する可能性が高く、ここから新規で売買するのはリスクが大きいです。
まずはどこで下げ止まるのかを確認してから、トレードを検討するのが良いと思います。
ここではそーせいグループの株価についてみていきたいと思います。
そうせいグループの株価の値動き
そーせいグループの9月20日の株価は前日比▲300円(▲21.1%)の1,124円とストップ安で取引を終了しました。前日に続いて2営業日連続でのストップ安です。
以下はそーせいグループの日足チャートです。
2018年のそーせいグループの株価は、1月25日に年初来高値となる3,195円を付けたものの、その後は下降トレンドを形成し8月16日には1,185円の年初来安値を付けました。
その後はやや持ち直していたものの、8月18日の取引終了後に認知症向け治療薬の開発中止が発表されると、2日連続のストップ安で年初来安値を更新しています。
テクニカルには8月16日安値から株価は上昇し、25日移動平均線(緑色)と75日移動平均線(水色)もゴールデンクロスを完成してここからの上昇が期待されていた状況ですが、今回の急落で再び下降トレンドに入っていく可能性が高いそうです。
2日連続のストップ安で明日以降もどういう値動きになるかを予想するのは難しいため、このような局面で売買するのは避け、まずは下値を形成するのを確認するのが良いでしょう。
創成グループ週足チャートでの安値目途
日足レベルでは安値の目途となる価格が見当たらないため、どこまで下げるのかわからない状況です。
週足チャートを見てみると、2015年9月25日に付けた安値887.5円が次のターゲットとなりそうです。
そこを下抜けすると2015年3月20日に付けた安値712.8円が視野に入ってきます。
まだこれらの価格までは多少距離はありますが、3日目以降もストップ安が継続されるようだと、一気に安値を更新していく可能性もあるので、注意が必要です。
⇒【移動平均線の詳細を解説】
そーせいグループ2019年3月期決算見通し
そーせいグループの2019年3月期決算見通しは、売上高が前期比▲63.2%の69億円、経常利益が▲37億円、当期純損失が▲26億円と厳しい状況となっています。
今回の治療薬開発中止の影響がどの程度あるかは不明ですが、決算はさらに下方修正される可能性もあるため、注意が必要です。
まとめ
そうせいグループは2日連続ストップ安で年初来安値更新と、株価はどこまで下落するかわからない状況です。
3日以降も大幅下落となる可能性はありますので、まずはトレードせずにどこで下げ止まるかを確認した方が良いでしょう。
もし株を買っている場合は、どこまで下げ続けるのか読めないため、一旦損切りして様子を見ることをおすすめします。
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