「株上がるか下がるかなんて1/2の確立だから、株式投資で儲かるか損するかは運次第」
こんな風に考えている人もいるのでないでしょうか?
でも株式市場には長年にわたって利益を上げ続けている有名な投資家もいますが、彼らは本当に運が良いだけで勝ち続けているのでしょうか?
ここでは株式投資で利益を上げるには運が必要か、についてみていきたいと思います。
目次
株式投資で利益を上げるためには運があった方が良いが、それが全てではない
私の考えを先に述べますと、株式投資では運があった方が利益を上げやすくはなりますが、それだけが全てではないと考えています。
確かに株価が上がるか下がるかの確率は1/2で、ギャンブルのように考えてしまう人がいることは理解できます。
ただその中でもテクニカル分析やファンダメンタル分析を使いながら、優位性を出して確立を51%以上にすることができれば、長期的には株式市場で利益を上げていくことはできるのです。
短期的にみればもちろん運の要素は大きいです。
アベノミクスのように株価が右肩上がりに上がっていく状況で買っていけば、ほとんどの人が利益を上げることはできるでしょう。
でも運はコントロールすることはできませんし、それを狙ってトレードすることはできません。
長期的に利益をあげている投資家は、どんな状況でも利益を上げる手法を確立しており、相場状況が良い=運が良い状況の時には、大きな利益を上げることができるでしょう。
⇒【株価が上がる銘柄の探し方】
株式投資で大切なのはポジションサイズ・損切・資金管理などのリスクマネジメント能力
株式投資で利益を上げるとなると、株価の値動きにだけ目が行きがちですが、それ以外にも重要なことがあります。
それはポジションサイズ、損切、資金管理といったリスクマネジメントの部分です。
ここは利益を上げている投資家と株式投資初心者であれば、相当なスキルな差が出てくるところだと思います。
どんなに有名な投資家であっても、全てのトレードで利益を上げることはできません。
そのため1つのトレードに100%の資金を投入してしまえば、想定と違う方向に株価が動いて大きな損失を被ってしまうことも十分にあり得ます。
利益の上げている投資家は相場に絶対はないということを理解しています。
そして優勢性のあるトレード手法を繰り返し行っていけば、長期的にみれば利益を上げられることを知っています。
そのためしっかりとリスクマネジメントをして、相場から退場せずに繰り返しトレードしていくことが重要になるのです。
株式投資で儲けるのは意外と簡単
極端に言ってしまえば、株式投資はリスクマネジメントを徹底していけば、儲けられるか損するかは50%の確率です。
そして自分なりのトレード手法を確立して、勝率を1%でも高めることができれば、利益を上げていくことが可能となります。
初心者が株式投資で損をしてしまうのは、優位性のあるトレード手法を確立していないどころか、値ごろ感でトレードして、損失への不安から小さい利益で利確してしまったり、損失を放置して大きな損失を出してしまいます。
また1回あたりのトレードに対してリスクを取りすぎてしまっていることから、1回の損失が資金量に致命的なダメージを与えて、その後の挽回が難しくなってしまいます。
まとめ
株式投資で利益を上げていくためには、運の要素も確かに重要ではありますが、運は自分でコントロールすることはできません。
自分がコントロールできないことをあれこれ考えるのは時間の無駄なので、自分ができることをやるようにしましょう。
株式投資では優位性のあるトレード手法とリスクマネジメントを徹底すれば、利益を上げていくことは可能です。
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