始めて株式投資を行う場合、銘柄も投資手法も色々とあって悩むと思います。
ここでは初心者・サラリーマンにおすすめの投資手法をみていきましょう。
初心者・サラリーマンにおすすめの株式投資① スイングトレード
数日から数週間で完結するスイングトレードは、株価の確認も1日1回でよいため、おすすめです。
スキャルピングやデイトレードは日中もチャートを見ながら判断をする必要があるため、初心者にはレベルが高いですし、サラリーマンは対応できません。
スイングトレードは日足単位での小さな株価のトレンドを狙っていくため、ファンダメンタル分析を行わなくても対応可能です。
チャートは日足を基本とし、大きな流れをつかむために週足と月足も確認した方がよいでしょう。
日足チャートでは25日移動平均線や75日移動平均線で株価のトレンドを把握し、売買のタイミングをはかっていきます。
⇒【トレンドの詳細を解説】
⇒【移動平均線の詳細を解説】
初心者・サラリーマンにおすすめの株式投資② 中長期投資
数週間から数ヶ月で完結する中長期投資も、株価の確認は1日1回でよいため、おすすめです。
中長期投資ではファンダメンタル分析とテクニカル分析を組み合わせて銘柄を探すことをおすすめします。
ファンダメンタル分析では財務諸表からPBR、PERといった指標を算定し株価の割安感を判断したり、売上や利益が過去から右肩上がりに推移しているかなどを注目します。
テクニカル分析では、同業他社の株価や日経平均株価の値動きに対して売られ過ぎていないか、週足や月足の中長期のチャートで過去に何度も反発している株価に近付いなかなどの重要な節目に注目します。
おすすめの株の例としては、ファンダメンタル分析では増収増益で業績が良いにも関わらず、株価は売られ過ぎておりPER、PBRは低く、過去何度も反発しているポイントが近い銘柄です。
このような銘柄を2度か3度に分けて購入して、中長期目線で保有していくのが良いと思います。
中長期投資では配当や株主優待ももらえることがありますので、これも中長期投資のメリットとなります。
⇒【貸借対照表の見方を解説】
初心者・サラリーマンにおすすめの株式投資③ 積立投資
どの銘柄を購入してよいかわからなかったり、日々株価をチェックするのも難しい人には積立投資がおすすめです。
積立投資とは、毎月一定の金額を購入していく投資方法で、ドルコスト平均法とも呼ばれ中長期ではパフォーマンスが高いことが証明されています。
短期の株価の値動きは気にせずに、株価下落時には多くの株式を購入でき、平均購入単価を下げることができますし、株価上昇時には購入した株は含み益となっていきます。
積立投資は株式累積投資(るいとう)と呼ばれるものや、証券会社が独自に展開している商品もあるため、取扱いは証券会社によって異なります。
最近はロボアドバイザーという人工知能(AI)を使った積立投資も可能です。
⇒【ドルコスト平均法を解説】
⇒【従業員持株会の詳細を解説】
まとめ
初心者やサラリーマンは時間的に余裕をもってトレードする手法が適していると思います。
もちろんどれか一つに絞る必要はなく、複数のものを組み合わせてトレードすることもできますので、色々と試しながら自分にあったものを見つけていくと良いと思います。
いきなり大きな資金で株式投資をするのではなく、余裕資金で小さくはじめていきましょう。
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