株式投資の歴史を初心者にわかりやすく解説。世界初の株式会社は東インド会社、日本初の株式会社は第一国立銀行。

株式投資の歴史を初心者にわかりやすく解説。世界初の株式会社は東インド会社、日本初の株式会社は第一国立銀行。

今では当たり前となっている株式会社ですが、どれくらい前から存在しているものなのでしょうか?

今回は株式会社の歴史についてみていきたいと思います。

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世界初の株式会社ができる前はどのような形態の会社が主流だったのか? 

世界初の株式会社ができる前は、どんな会社が主流だったのでしょうか?

東インド会社が設立される前は、航海ごとに投資家から資金を集め、その航海で利益があがった場合には、投資家に還元するというものでした。

したがって、航海が失敗に終わってしまえば、投資家は利益を得られないどころか、投資した元本さえも戻ってこないという、非常にリスクの高いものでした。

失敗というのは具体的には、船が沈むとか、海賊に狙われるとかさまざまなことがありました。

海賊って実は当時かなり怖い存在だったんです。

航海の安全性も今とは比べものになりませんでした。

世界初の株式会社、東インド会社とは?メリットとは?投資家にとってもリスクが軽減できる優れたシステム。 

世界で初めての株式会社は1602年にオランダで設立された東インド会社でした。

歴史の授業等でも登場する名前なので聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?

では東インド会社とは、一体何の会社だったのでしょうか?

広い地域での貿易を行う会社で、投資家からお金を集めて、当時リスクの高かった航海をしながら、利益をあげていました。

東インド会社では、多くの投資家から資金調達を行い、航海ごとではなく、複数の航海の合計で利益をあげれば、投資家へ配当を行いまいした。

投資家にとってはリスクが軽減でき、投資しやすくなると同時に、東インド会社としても資金調達が容易となり、双方にメリットがあるシステムでした。

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日本初の株式会社はみずほ銀行の前身の第一国立銀行。日本の証券取引所の歴史は? 

日本では東インド会社から300年近く経過した、1873年に設立された第一国立銀行が初めての株式会社です。

当時の資本金は250万円でした。

第一国立銀行は現在のみずほ銀行の前身です。

第一国立銀行は日本初の銀行でもあり、みずほ銀行の金融機関コードが「0001」であるのもこのためです。

日本の証券取引所としては、東京証券取引所(東証)の前身の東京株式取引所及び大阪証券取引所(大証)の前身の大阪株式取引所が1878年に設立されました。

世界最大の証券取引所であるアメリカのニューヨーク証券取引所は1792年に設立されていますので、日本はアメリカより100年近く遅れて株式の売買がはじまりました。

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まとめ 

いかがでしたでしょうか?

東インド会社は約400年前に設立と、株式会社は長い歴史があります。

今では一般的な株式会社ですが、歴史を学ぶのは興味深いですね。

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⇒【株式の詳細を解説

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