運よくIPO株に当選することができたら、多くの人はどこで売却して良いのか迷うと思います。
もし短期で利益を確定したいのであれば「初値」、中長期的な値上がりを期待したいのであれば「ロックアップ」終了直前で売却することをおすすめします。
ここではIPOおすすめの売却のタイミングについてみていきたいと思います。
⇒【「ソフトバンク」IPOは買い?】
⇒【「ソフトバンク」初値予想と売却のタイミング】
短期では「初値」で利確
IPO株を短期で利確したいのであれば、まずは上場初日の「初値」での売却を検討するべきです。IPOでは人気がない銘柄を除いては多くの投資家が購入したいと考えており、初値は公開価格を上回るケースがほとんどです。
「初値」を付けた後に大きく上昇していくケースもありますが、安全に利益を確保したいのであれば「初値」で利確した方が良いでしょう。「初値」の後に大きく下落するケースもあり、回数をこなしていけば収束はしていくはずですが、1回のIPOで見た場合はどちらにも動く可能性があると考えたほうが良いです。
中長期投資は「ロックアップ」に注意
もしIPO株が中長期的に上昇していくと考えているのであれば、「初値」では売らずに持ち続けるというのも良いでしょう。ただその場合にも「ロックアップ」には注意が必要です。
「ロックアップ」とは大株主が株式を売却することができない期間のことであり、終了後には株価が大きく下落する可能性があります。「ロックアップ」期間は180日で設定されることが多いので、ここまでにその後の方針を決めると良いでしょう。
IPO株の上場直後の値動きは激しい
IPO株の上場直後は株価が大きく動く可能性があるので、注意が必要です。中長期で保有してくのであれば、あまり短期の株価の値動きは気にしないほうが良いでしょう。
もしIPOに落選してしまっても、上場後に安く買える可能性はあります。うまくいけば公開価格よりも下で買えることもあるでしょう。IPOは上場後も儲けるチャンスがあるので、注目している銘柄は確認し続けることをおすすめします。
まとめ
IPO株売却のタイミングは、短期であれば「初値」、中長期であれば「ロックアップ」終了に注目しながら判断していくのが基本となります。
IPO株は株価が動きやすく、大きく利益を上げるチャンスもあれば、大きく損をする可能性もあるので、注意が必要です。
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