投資グループ「BLUE OCEANS LIMITED」の3名は、金融商品取引業の登録がないにもかかわらず、総額で7億円以上の資金を集めたと見られ、2019年1月15日に逮捕状が出されました。
ここではその詳細についてみていきたいと思います。
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「BLUE OCEANS」代表ら逮捕
逮捕状が出されたのは「BLUE OCEANS LIMITED」の代表で東京都中央区の50代男性と、長野市の50代男性と60代男性の計3人。
捜査関係者の調べでは逮捕状が出された3人は、2014年4月~2015年11月、金融商品取引業の登録がない中で約1億9,000万円を集めたとみられ、その後もあわせると総額は7億円以上となる可能性が指摘されています。
「BLUE OCEANS」の詐欺の手口
「BLUE OCEANS LIMITED」は一部で元本保証をうたいながら資金を集め、出資すれば運用益が配当金として受け取れると説明していました。しかしながら途中から配当金は支払われずに、集めた代金のほとんどが返還されていないと見られています。
この手の詐欺の話はいつの時代も無くならないが、元本保証の高利回り商品というのは存在せず、最初は配当を出すことで信頼させ、その後追加で投資させるという手口。今後も同様の手口の詐欺が発生すると思われ、騙されないように注意してほしいと思います。
投資詐欺に引っかからないためにすべきこと
有価証券・デリバティブの販売や勧誘、資産運用を行うためには金融商品取引業の登録をしなければならないことが、金融商品取引法によって定められています。
金融商品取引業者登録一覧は金融庁のホームページ上で確認することができますので、投資の勧誘があった場合には、しっかりと調べたほうが良いでしょう。これを確認するだけでも、投資詐欺にあう確率は低くなります。
まとめ
またも元本保証をうたって多額の投資資金を集める詐欺事件が発覚し、投資グループ「BLUE OCEANS LIMITED」の代表らに逮捕状が出されました。いつの時代にもこの手の詐欺事件は無くなりませんので、騙されないように注意する必要があります。
投資をする際にはその会社が金融商品取引業者として金融庁に登録されているか、必ず確認するようにしましょう。
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