LIXILグループの株価は下降トレンドが継続しており、2018年11月12日には年初来安値となる1,406円を付けました。
今期の決算も厳しい中、11月1日からは瀬戸社長は解任され、創業家2代目の潮田氏が代表取締役会長兼CEOに復帰し、再建を行っていけるか注目です。
ここではLIXILグループの株価の動き、決算、社長交代についてみていきたいと思います。
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目次
LIXILグループ株価の値動き
LIXILグループの2018年11月12日の株価は前日比+2円(+0.1%)の1,451円で取引を終了しましたが、一時は年初来安値となる1,406円を付けています。
2018年の株価の値動きは1月23日に年初来高値3,255円を付けた後は下降トレンドを形成しています。
今後も下値を模索する展開が続いていきそうです。
LIXILグループ株価のテクニカル分析
LIXILグループ株価のテクニカルは、全ての移動平均線が下向きとなっており、下落しやすいチャートなっています。
10月以降は10日移動平均線(ピンク色)がレジスタンスラインとして機能しており、一時的に株価は上昇しても10日移動平均線で反落する可能性が高そうです。
⇒【移動平均線の詳細を解説】
LIXILグループ株のトレード
LIXILグループの株価は年初来安値を更新し、テクニカルも弱いことから、新規の買いは見合わせたほうが良いでしょう。
今後も安値を更新していく可能性が高いため、まずは安値を付けてしっかりと反発を確認してから買いエントリーを検討することをおすすめします。
空売りを狙うのであれば、年初来安値を更新したところか、10日移動平均線付近まで上昇したところを戻り売りを検討するのが良いでしょう。
⇒【戻り売りの詳細を解説】
LIXILグループ2019年3月期決算見通し
LIXILグループの2019年3月期上半期決算の当期純利益は、前期の128億円の黒字から▲86億円の赤字へと転落しました。
通期見通しは売上高が前期比+0.9%の1兆8,450億円、当期純利益が前期比▲97.3%の15億円と厳しい業績予想となっています。
LIXILグループのトップは2代連続で更迭
LIXILグループのトップは藤森氏・瀬戸氏と2代続けて更迭された形となっており、市場からは不信感が高まっています。
潮田会長は創業家2代目で会社のオーナーという立場でもあり、今後どのように会社を再建するのかに注目が集まります。
まとめ
LIXILグループの株価は年初来安値を更新し、今後も安値を模索する展開が続いていきそうです。
2019年3月期の決算見通しは大幅減益と厳しく、トップは交代し潮田会長がトップに就任しましたが、市場からの信頼を取り戻すことができるのか注目です。
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