スズキの株価は2018年8月7日に年初来高値を更新し好調に推移していましたが、排ガス検査などの測定結果を不正に書き換え・改ざんしていたことが新たには発覚し、今後はトレンドが転換していく可能性がありそうです。
ここではスズキの株価の値動きについてみていきたいと思います。
スズキ、株価上昇・下落の可能性は?
2018年9月26日のスズキの株価は前日比▲307円(▲4.5%)の6,578円と大幅に下落して取引を終了しています。
測定結果の不正書き換え・改ざんの発表は引け後であったため、9月27日以降さらに株価が下落する可能性がありそうです。
2018年のスズキの株価は、3月26日に年初来安値となる5,444円を付けた後、上昇に転じて8月7日には年初来高値となる7,680円を付けました。
その後はやや調整していましたが、今回の不正書き換え・改ざん発覚で株価が急落するかもしれません。
テクニカルには本日の急落で75日移動平均線(水色)を下回っており、また25日移動平均線(緑色)も下向きになっていることから、下落に向かいやすいチャートとなっています。
目先は8月2日安値6,439円や200日移動平均線が位置する6,370円で下げ止まるのかがポイントです。
そこを下抜けすると7月3日安値6,001円と心理的節目である6,000円を目指す可能性があります。
今回の発表がどの程度株価に影響を与えるのかわからず、下値を形成して落ち着くまではトレードは様子見した方が良いでしょう。
スズキ、検査データの不正書き換え・改ざんを発表
スズキは2018年9月26日に測定結果の不正書き換え・改ざんを行っていたことを発表しました。
8月に不正検査問題を公表した際には、書き換えは行っていないと説明していましたが、その後の社内の調査で発覚。
今回ニュースリリースを行う形となりました。
株主、顧客、従業員と多くの関係者を裏切ることとなったため、株価や業績に与えるインパクトは大きそうです。
引用:スズキニュースリリース
まとめ
スズキの株価は大きく下落していますが、検査データの不正書き換え・改ざん問題によって今後も大きく下落していく可能性があります。
しばらくの間は値動きの荒い展開が続くと思いますので、初心者は手を出さずに様子見することをおすすめします。
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