将来や老後に不安はあるものの、株式投資は危険だと思って、なかなか踏み出せないという人は多いのではないでしょうか?
銀行に預金していても金利がほとんどつかない今、銀行自体も経営に苦しんでおり、今後いつ潰れる銀行が出てきてもおかしくはない状況です。
ペイオフで1,000万円と利息は保護されますが、それ以上の預金があると、リスクが低いと思っていた銀行預金で大きな損失を出してしまう可能性もあります。
ここでは株式投資が危険と思っている人に対して、安定的に利益を上げていくための方法やコツをお伝えしたいと思います。
目次
安定的に利益を上げるなら配当収入と株主優待がおすすめ。
株式投資では、さまざまな形で利益を上げることができます。
一番イメージしやすいのは安いところで株を買って、値上がりしたことろで売るという値上がり益(売買益)ですが、この方法は勉強が必要となりますし、怖いと思う人も多いことでしょう。
そんな人におすすめなのが配当収入と株主優待です。
配当収入と株主優待は、対象の株式を保有しているだけで、定期的にもらえることができるものです。
これらを目的に投資を行えば、日々の株価の値動きを気にすることがなく、また業績が大幅に悪化しない限りはもらえるものなので、安定的な収入となります。
魅力的なものですと配当利回りが4%を超えるような銘柄もあるので、銀行金利よりいかにメリットが大きいか、わかると思います。
配当収入、株主優待目当てであれば日々の株価の値動きは気にしなくてよい。長期的には値上がり益で儲けられる可能性も。
配当収入や株主優待を目的に株式投資を決めた場合、長期的に株式を保有することになるため、短期間の株価の値動きは気にしなくてよくなります。
配当収入が高かったり、株主優待が魅力的な銘柄というのは、多くの個人投資家が狙っていますので、株価も上昇がしやすい傾向にあります。
そのためうまく銘柄選定を行い、売買のタイミングを間違わなければ、配当収入や株主優待をもらいながら、数年後には株価が上昇して値上がり益でも儲けることができる可能性があります。
日々の株価の値動きから解放されて、株式投資のおいしいところを全て取ることができる可能性があるのが、配当収入や株主優待を目当てとした投資の最大のメリットともいえるでしょう。
権利確定日直前は株価が上昇しやすい。タイミングを見て株価が安い時に仕込むのがおすすめ。
配当収入や株主優待をもらうためには、権利確定日というものが設定されており、その日に株式を保有しておく必要があります。
一般的には権利確定日に向けて多くの個人投資家が買いに入るため、株価は上昇する傾向になります。
せっかく配当収入や株式優待をもらえても、株価が大きく下がってしまっては、株式投資を行うメリットが無くなってしまうので、権利確定日直前に買うというのは避けたほうが良いでしょう。
権利確定日が終わると株価は下落しますので、その後の安くなったタイミングを見て、株式を購入しておけば、将来的には値上がり益で儲ける可能性が高くなります。
配当利回りや株主優待をもらうことだけを考えて株式投資をやってしまうと、最終的に株価が値下がりして損をしてしまう可能性があるため、購入するタイミングはとても重要になります。
⇒【配当の詳細を解説】
株式投資で安定的に利益を上げていくための方法やコツまとめ
株式投資は危険と感じる人は、まずは配当収入や株主優待を目的としてはじめてみると良いでしょう。
毎年安定的にもらえることができるため、株式投資を行っているメリットを感じやすいと思います。
対象の銘柄を決定したら、購入するタイミングはとても重要になりますので、権利確定日直前の値上がりするタイミングは避けるようにすると良いでしょう。
そうすれば将来的には値上がり益も狙える可能性があり、おいしい投資となりえます。
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