株式投資は証券会社の口座を通じて行いますが、売買手数料が発生します。
売買手数料は証券会社によって異なりますので、自分の求めるサービスによって証券会社を選ぶ必要があります。
取引回数を増やせば売買手数料も高額になり、売買手数料で利益が出ないということもありますので、注意が必要です。
ここでは売買手数料についてみていきたいと思います。
株式投資の売買手数料とは?証券会社ごとの特徴は?
売買手数料とは、株式取引の際に証券会社に支払う手数料のことです。
証券会社は売買手数料で利益を上げており、人件費、システム料、情報提供などのサービス維持費などのコストもかかっています。
売買手数料は証券会社によって大きく異なり、一般的に大手総合証券会社は高く、ネット証券会社は安くなっています。
大手総合証券会社の株式売買手数料はなぜ高いのか?人件費と店舗維持費。
大手総合証券会社の売買手数料はどのくらい高いのでしょうか?
100万円の株式取引をした際の売買手数料(税込み)を、国内最大手の野村證券とネット証券最大手のSBI証券で比較すると以下の通りです(2018年5月2日現在)。
・野村證券
通常11,967円、野村のエコ割のオンラインサービスを利用で最大50%割引の5,984円。
・SBI証券:
525円。
野村證券の一番安い手数料と比較しても、SBI証券対比11倍も高くなっています。
では、なぜ大手総合証券会社の手数料は高いのでしょうか?
その理由は、人件費と店舗維持費です。
大手総合証券会社は、顧客に担当者がつくため、これらの費用が発生します。
担当者からは投資のアドバイスをもらったり、株式取引の注文もインターネットでなく電話でできたりと、ネット証券会社にはないサービスを提供しています。
そのようなサービスが不要な場合は、ネット証券会社がおすすめですが、自分がどのようなサービスを求めているかを考え、証券会社を選んでいくとよいと思います。
⇒【株式の注文の流れを解説】
まとめ
証券会社によって提供しているサービスも違えば、売買手数料も大きく異なります。
株式投資で利益を上げていくためには、売買手数料は大きな要因となりますので、よく考えて証券会社を選ぶ必要があります。
取引回数が多いスキャルピングやデイトレードを行うのであれば、売買手数料の安いネット証券会社でないと、利益を上げていくのは難しいと思います。
大手証券会社のサービスが不要な場合は、ネット証券会社で取引していく形でよいと思います。
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