あなたがサラリーマンで日中仕事がある場合、なかなかタイムリーに株の取引をするのは難しいでしょう。
ここではサラリーマンが株式投資をやる場合の、心構えや適した取引手法を見ていきたいと思います。
目次
サラリーマンだと株式投資は難しいのか?どのような心構えや取引手法が適しているか?
日中に仕事のあるサラリーマンが唯一リアルタイムで取引をしようとすれば、お昼休みを使って後場の最初の時間帯だけとなります。
この30分程度の時間で取引しようとすると、スキャルピングやデイトレードの超短期の取引となりますが、集中力を必要とする取引手法なので、お昼休みにやることはおすすめできません。
そもそも時間的な制約があるから空いている時間だけで取引すると、相場的に不利な状況でも取引することになり、勝率はかなり下がることが予想されます。
このような話をするとサラリーマンに株式投資は適さないように思われるかもしれませんが、サラリーマンにはサラリーマンに適した株式投資のやり方があります。
それは日中の株価の値動きは気にせず、取引する方法です。
チャートを見る際にも、分足や一時間足のような短い時間軸のものではなく、日足、週足、月足といった長い時間軸のものを使って取引すれば良いのです。
そうすれば日中の値動きは気にする必要はありません。
その方が株価を気にせず本業に集中できるので、精神的にもよいです。
株式投資は万が一の際には損してもよい余剰資金で始め、精神的に余裕をもって取引しましょう。
最近は基本的に24時間、株式の注文はすることが可能です。
ですので、仕事が終わってからその日の株価の値動きを確認し、翌日出勤前に株式の注文を出し、また仕事が終わってから確認する、というスタイルがサラリーマンには適していると思います。
サラリーマンはリアルタイムに取引可能なFX(外国証拠金取引)と仮想通貨には適しているのか?
FXや仮想通貨は24時間マーケットが開いているため、サラリーマンは仕事が終わってからでもリアルタイムに取引することが可能です。
この点だけ見ると、時間的にリアルタイムで取引ができない株式投資より、サラリーマンに適しているように思えます。
しかしながら、リアルタイムに取引ができるということは、貴重な余暇や睡眠の時間を削ってしまう可能性もあります。
投資を始めると、値動きが気に合って頻繁に確認したくなるものですので、リアルタイムに取引できるという理由でFXや仮想通貨を選ぶべきではないと思います。
株式投資がFX(外国証拠金取引)や仮想通貨よりサラリーマンにおすすめできる理由
サラリーマンが投資をやる場合、本業に影響が出ないことを一番に考えるべきだと思います。
株式投資は取引時間が限られており、仕事が終わった後に相場の確認と翌日のトレードを考えるだけで、慣れてくれば大きく時間を取られるものではありません。
FXや仮想通貨のように仕事が終わった後に値動きを気にする必要はなく、株式投資はサラリーマンに適していると思います。
またサラリーマンであれば、普段の仕事から株式投資のイメージは掴みやすいという点も、適していると考える要因です。
まとめ
取引時間に焦点をあてて、株式投資がよりサラリーマンに適している理由を見てきました。
FXや仮想通貨を否定しているわけではなく、それぞれ特徴が異なり、向き不向きはあります。
是非本業を第一に考えながら、自分にあった投資を見つけていてください。
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