フィスコの株価は2018年8月15日に年初来安値となる215円を付けた後、戻りを試している展開となっています。
ここのところ上昇が鮮明となってきているので、これからの上昇に期待したいところです。
そんな中フィスコは2018年9月26日、仮想通貨取引所ZAIFを運営するテックビューロに出資することを発表しました。
ここではフィスコの株価、テックビューロとの資本提携についてみていきたいと思います。
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フィスコ株価、年初来安値から上昇となるか?
フィスコの2018年9月27日13時半過ぎの株価は、前日比▲1円(▲0.4%)の283円とほぼ値動きはなく、テックビューロとの資本提携発表による影響はみられていません。
2018年のフィスコの株価は年初から下降トレンドを形成し、8月15日には215円の年初来安値を付けましたが、その後は上昇に転じて戻りを試している状況です。
テクニカルには75日移動平均線(水色)を突破、また10日移動平均線(ピンク色)と25日移動平均線(緑色)がゴールデンクロスを完成し短期的には上昇の勢いが強くなっています。
このまま75日移動平均線を維持することができれば、上昇が継続していく可能性が高いでしょう。
目先のターゲットとなるのは7月25日高値の301円で、ここを上抜けするようだとさらなる上昇が期待できます。
一方で75日移動平均線を下回るようだと、25日移動平均線が位置する250円近辺まで下落する可能性があります。
トレードとしては75日移動平均線近くまで下落して反発するようなら押し目買いを、下抜けするようであれば空売りを検討していくのが良いと思います。
⇒【戻り売りの詳細を解説】
⇒【押し目買いの詳細を解説】
フィスコ、ザイフを運営するテックビューロに50億円出資
フィスコは2018年9月27日、仮想通貨取引所ZAIFを運営するテックビューロに50億円出資をすることを発表しました。
テックビューロ株の過半数を取得すると見られています。
ZAIFは9月20日に約67億円の仮想通貨が不正流出し、現在は新規の入出金を停止している状況です。
流出した仮想通貨は全額保証する方針を発表しており、その原資確保のためにフィスコに支援を仰いだと見られています。
ZAIFの口座数はビットフライヤー、コインチェックに次いで日本第3位の100万口座程度とみられています。
現在は仮想通貨マーケットが冷え込んでいるため、アクティブな口座がどれくらいあるのか、収益力はどの程度なのかは不明ですが、フィスコは今後の業績回復に賭け、取り組みをしていくことになります。
ただ今回の不正流出の件で金融庁がどのような処分を下すかわからいというリスクは残っています。
2018年4月にマネックスグループが買収したコインチェックは、いまだに取引再開ができていない状況です。
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まとめ
フィスコの株価は年初来安値からの戻りを試している状況で、短期的には上昇威力が強く、今後の展開が期待されます。
トレードとしては75日移動平均線付近まで下落した際の押し目買いを狙っていくのが良いでしょう。
フィスコはテックビューロに50億円の出資を決定、今後仮想通貨取引所ZAIFを立て直していけるのか注目です。
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