ジャスダックに上場するテリロジーの株価は2018年に入りきれいな上昇トレンドを形成していたが、ここにきて大きく株価を下げています。
そんな中Twitter上でトンピンフィナンシャルグループCEOとして有名な山田亨氏が大量保有報告書を提出、テリロジーの株を買い上げていることが明かとなりました。
ここではテリロジーの株価の値動きについてみていきたいと思います。
⇒【エムティジェネックスは仕手株?】
⇒【燦キャピタルは仕手株?】
テリロジー株価上昇・下落の可能性は?
日経平均株価が▲915円(▲3.9%)の大暴落となった2018年10月11日のテリロジーの株価は、前日比▲217円(▲14.4%)の1,285円で取引を終了しました。
取引中の安値は1,111円、高値は1,494円と値差は383円と非常に洗い値動きとなっています。
2018年のテリロジーの株価は年初から上昇し、2018年8月以降に大きく上昇しています。
10月4日には1,954円の年初来高値を付けた後、10月10日にはストップ安の▲400円、10月11日は▲217円と2日連続で大きく下落しています。
テクニカルには25日移動平均線(緑色)を大きく割り込んで、一時75日移動平均線(水色)に迫りました。
今後も値動きの荒い展開になることが予想され、25日移動平均線を下回っている限りは下落に警戒する時間帯が続きます。
25日移動平均線を突破するようだと再度年初来高値を目指す可能性はあるかもしれません。
反対に75日移動平均線を下回るようだといっきに年初の水準まで下落する可能性があるので要注意です。
ボラティリティが高いことから初心者は手を出さないほうが良いでしょう。
⇒【「仕手株」をわかりやすく解説】
⇒【株の狙い目銘柄は信用しても大丈夫?】
テリロジーは仕手株か?
テリロジーは仕手株である可能性が非常に高いです。
2019年3月期決算見通しは売上高が前期比+18.0%の38億円ど増収であるものの、当期純利益は▲17.5%の1億2,700万円と減益を見込んでおり、決算的には株価が上昇する要因は見当たりません。
テリロジーの連結PER(株価収益率)は155.6倍、PBR(株価純資産倍率)は25.9倍と業績の改善がない中では買われすぎの水準になると言えるでしょう。
資金力を持った人たちが意図的に相場を作っている可能性があるため、今後株価が急落する可能性は高そうです。
山田亨(トンピン)氏、テリロジー株の大呂保有報告書を提出
山田亨氏は2018年10月11日に提出した大量保有報告書で、テリロジーの議決権割合が6.58%(2018年9月末時点)から10.74%に増えたことを報告しています。
Twitter上ではトンピン氏をはじめとして影響力のあるインフルエンサーが同社の株の買いを推奨していますが、今後暴落のリスクが高いと思われます。
短期的には株価は上昇する可能性はありますが、素早く利食いを行わないとストップ安で利食い・損切りができないという状況になりかねません。
トレードする場合には細心の注意を払って対応する必要があります。
⇒【Twitterでの情報収集はおすすめしない理由】
⇒【初心者が知っておくべき「株式投資の鉄則」】
まとめ
テリロジーの株価は大きく上昇したものの、ここ2営業日連続で大幅下落となっており、今後も値動きの荒い展開が予想されます。
決算的には株価の上昇は説明することができず、仕手株である可能性が極めて高いことから、テリロジー株のトレードはリスクが高く、初心者にはおすすめできません。
トレードする場合には素早く利食いをすることを心掛ける必要があります。
<こんな記事も読まれています>
⇒【「仕手株」をわかりやすく解説】
⇒【エムティジェネックスは仕手株?】
⇒【燦キャピタルは仕手株?】
⇒【株式投資でお小遣い稼ぎをする方法】
⇒【株式投資はいくらから始められる?】
⇒【大損しないために注意すること】
⇒【株初心者におすすめの投資法】
⇒【株価が上がる銘柄の探し方】
⇒【株式投資がうまくいかない時は・・・】
⇒【株式投資に運は必要か】
この記事へのコメントはありません。