トランプ大統領、決算発表を四半期から半期へ変更提案。株式相場への影響やメリット・デメリットとは?米証券取引委員会(SEC)が検討へ。

トランプ大統領は四半期ごとに行われている決算発表を、半期への変更を考えていることが明かになりました。

証券取引委員会(SEC)は決算発表を変更した場合の影響を調査し、今後検討に入っていくと思われます。

ここではアメリカ決算発表変更の影響やメリット・デメリットについてみていきたいと思います。

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トランプ大統領、決算発表を四半期から半期への変更を検討。 

アメリカの上場企業は、日本と同じく四半期ごとに年4回決算発表を行っています。

トランプ大統領は決算発表を年2回に変更することで、EUやイギリスと同じ回数とすることを考えています。

決算発表の回数を減らすことによって、企業は大幅にコストと手間を削減することが可能となり、業績に与える影響は大きいと考えているようです。

トランプ大統領は事業家出身であり、現在も企業幹部との交流は多く、さまざまな議論を交わしています。

企業幹部からも決算発表回数の変更要請があった可能性は高いが、具体的な要請については明かになっていません。

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決算発表回数の変更によって株価変動のボラティリティーは高まる。 

決算発表が四半期から半期に変更されることによって、投資家に対する情報提供が少なくなることになります。

現在の年4回の決算発表でも、サプライズが起こることが多く、株価に与える影響は非常に大きいです。

年2回となれば決算見通しのブレが大きくなり、株価がさらに大きく動く可能性が高まります。

決算見通しの変更など、株価に影響を与える重大なニュースは、半期発表を待たずとも適時に発表を行っていくなどの対応が、必要になってくる可能性はありそうです。

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決算発表回数変更は企業の業績改善、株価上昇につながる可能性。 

一方で決算発表は企業にとって多額のコストと手間がかかっており、回数を減らすことによるメリットは大きいです。

今まで決算発表を対応していた人員を削減し、その人員を営業や開発などの付加価値を創出する分野に配置することで、企業業績が改善することが期待されます。

企業側にとってはコスト・人員削減によって株価上昇の材料になる可能性は高そうです。

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トランプ大統領、決算発表を四半期から半期へ変更提案まとめ 

トランプ大統領の提案はまだ検討の段階であり、最終的には証券取引委員会(SEC)が決定する形となります。

企業側にとってのメリットは大きそうですが、投資家に開示される情報は制限されるため、投資家側からどのような反応が出るのか注目です。

決算発表回数の変更は、株式市場に与える影響も大きいため、どのような結果になるのか注目です。

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