ガイア粉飾・不正決算の疑い、パチンコ店社員が内部告発。マスコミに配布された怪文書では監査法人アバンティアの関与も指摘、その内容とは?警視庁に被害届を提出。

全国に168のパチンコ店を展開するガイアが不正会計を行ったという怪文書がマスコミに出回っており、話題となっています。これに対してガイアは怪文書の内容を否定しました。

ここではガイアに関する怪文書の内容についてみていきたいと思います。

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ガイア社員がマスコミに配布した怪文書の内容とは?不正・粉飾決算の詳細は?東芝やはれのひとの比較も。 

ガイアの怪文書がマスコミに配布されたのは2017年7月上旬で、文書の作成はガイア及びガイアの関連会社・関係会社の有志一同で、内部告発となっています。

文書では2016年5月期決算の経常利益18億円の内、約90%の16.8億円が水増しされており、粉飾決算であることを指摘しています。

粉飾決算という意味では「東芝」と同じであり、割合から考えると悪質性は上回ります。また、先日話題となった「はれのひ」の社長が売上高を粉飾した決算で、銀行から融資を受けた事件も引き合いに出し、粉飾決算で金融機関をだまして融資を受けたという事実は同じであり、その規模は「はれのひ」を大きく上回っているとも指摘しています。

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ガイア社員が内部告発で不正・粉飾決算を指摘した理由や背景は?会計監査法人アバンティアに対する不信感も。 

内部告発の文書では、ガイアの隠ぺい体質とガイアの会計監査法人であるアバンティアに対する不信感についても述べられています。

ガイアはアバンティア代表社員に対して過剰な接待を行ったり、アバンティア子会社に対して内容が不透明なコンサル料の支払いがあったり、ガイア社員全員に対して著作物の配布を行ったり、公認会計士・監査審査会から金融庁に行政処分勧告も出されていることも指摘しています。

アバンティアに対する情報提供のみでは、もみ消される可能性が高いと判断し、内部告発の文書をマスコミに配布するに至ったと説明しています。

文書ではガイアの経営陣を一掃して、新たな経営陣によって会社の再生を望んでいます。

しかしながら、ガイア社内では、グループ全体で有利子負債が1,500億円を超えたとの噂が出回っており、返済をする見込みもなく、粉飾決算を繰り返して、金融機関を騙してまで生き残るべきとは思わない、とのことです。

上司からの命令で粉飾決算に関わり、罪の意識を感じている社員もいて、会社が破綻してもやむを得ないという覚悟が記されています。

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ガイアの不正・粉飾決算怪文書に対する対応は?警視庁に被害届も提出。 

これに対してガイアは、2018年7月24日に、粉飾決算を否定する文書を出しました。7月17日にはアバンティアに対して、文書で指摘された決算について確認を求めたところ、会計処理は適切であるとの意見を得たとのことでした。

今回の怪文書は放置することはできず、7月20日には警視庁に被害届を提出。今後の捜査に全面的に協力をし、文書作成に関わった者には厳正な処分をする方針です。

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ガイア粉飾・不正決算の疑い、社員が内部告発まとめ 

ガイアの不正・粉飾決算の内部告発が話題となっていますが、信ぴょう性は今のところわかりません。警視庁の捜査も始まるとのことで、今後の動きに注目が集まります。

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