証券(銘柄)コードについて初心者にわかりやすく解説。業種別一覧や決め方とは?米国株のティッカーシンボルとは?
ある特定の企業の株価について話すとき、企業名でいうこともあれば4桁の数字で話すことがあるのをご存知でしょうか?
これを証券コード(または銘柄コード)といい、よくチャートなど調べる会社のものは覚えておくと、検索時に便利です。
ここでは証券コードについてみていきましょう。
目次
証券コードとは?4桁の識別番号で検索時に便利。
証券コードとは、日本の証券取引所に上場する銘柄に対して、証券コード協議会が定める、数字四桁の識別番号です。
例えばユニクロを運営するファーストリテイリングであれば9983、任天堂であれば7974という数字です。
あなたが特定の企業の株価を調べたいときには、会社名で検索してもよいですし、この証券コードで検索することも可能です。
証券コードで検索する方が簡単ですので、注目する銘柄やよく見る銘柄の証券コードは覚えておいて損はないです。
無理に覚えようとしなくても、何度も入力や目にすれば自然と覚えられます。
証券コードの決め方とは?業種別に分けられている?業種別一覧は?
証券コードの4桁の数字は適当に決められているわけではなく、一定の規則性があります。
上2桁はその会社が属する業種であることが多く、下2桁は若いほどその業種の代表的な銘柄であることが多いです。
ただし、会社が事業内容の変更を行っても証券コードは変わりませんので、必ずしも業種別になっているというわけではありません。
証券コードの業種別一覧は以下の通りです。
1300番台 農林水産
1500~1600番台 鉱業
1700~1900番台 建設
2000~2900番台 食料・食品
3000~3500番台 繊維製品
3700~3900番台 紙パルプ
4000~4900番台 化学・医薬品
5000番台 石油・石炭
5100番台 ゴム
5200~5300番台 ガラス・土石
5400~5600番台 鉄鋼
5700~5800番台 非鉄金属
5900番台 金属製品
6000~6400番台 機械
6500~6900番台 電気機器
7000~7400番台 輸送用機器
7700番台 精密機器
7800~7900番台 その他製品
8000~8200番台 卸売業
8300~8500番台 銀行・その他金融
8600番台 証券・先物
8700番台 保険
8800番台 不動産
9000番台 陸運
9100番台 海運
9200番台 空運
9300番台 倉庫・陸輸
9400番台 情報通信
9500番台 電気・ガス
9600~9900番台 サービス
下2桁が01である企業はその業種の代表企業であり、6301 コマツ、7701 日産自動車、8801 三井不動産、9201 日本航空(JAL)、9501 東京電力などがあります。
米国株のも証券コードはあるのか?ティッカーシンボル(コード)とは?代表的な例は?
米国株は数字ではなく、ティッカーシンボル(ティッカーコードとも言う)と呼ばれるアルファベットが使用されています。
代表的なものを見ていきましょう。
Facebook:FB
General Electric:GE
Apple:AAPL
Microsoft:MSFT
Google:GOOG, GOOGL(2種類の株式を発行しているため2種類のティッカーシンボルがある)
まとめ
日本株には4桁の証券コード、米国株にはアルファベットのティッカーシンボルがあることを見てきました。
証券コードを見れば、その会社がどの業種に属しているのか想像することが可能です。
必ずしも覚える必要はありませんが、覚えておいて損はないので、今後株式投資を行っていくのであれば、意識していくと良いでしょう。
<よく読まれています>
⇒【板の読み方を解説】
この記事へのコメントはありません。