「ボロ株」とは、決算が大幅減益したり赤字だったりと何らかのマイナスの理由で株価が大きく下落している銘柄のことを言います。既に株価が安い水準にあるため、業績が回復して再度注目を集めれば大きな上昇を期待することができます。
ここでは「ボロ株」投資で儲ける方法についてみていきたいと思います。
⇒【株価が上がる銘柄の探し方】
「ボロ株」投資は分散が基本
「ボロ株」投資でまずやってはいけないのが、一つの銘柄にまとまった資金を投入することです。確かにPERやPBRといった指標からは割安に思えたとしても、業績は悪化しており、このまま回復しないということも十分にありえます。
株価が安いので値下がりの余地は低いとも言えなくはないですが、業績が更に悪化する可能性もありますし、株価が上昇するにしても時間を要することが多いです。ややリスクが高い投資手法になりますので、「ボロ株」投資を行うのであれば、複数銘柄に分散させるのが基本となります。
「ボロ株」投資は何銘柄に分散すべき?
「ボロ株」投資は銘柄を分散した方が良く、少なくとも5銘柄から10銘柄くらいに投資しておくのが良いでしょう。そのうちの数銘柄が上昇すれば良いと考えて、放置しておく形となります。
うまくいけば株価が数倍となる銘柄がでる可能性がありますので、10銘柄投資すれば2~3銘柄が成功すれば、投資元本は回収できる計算です。
おすすめの「ボロ株」
2019年1月4日時点の株価で、1万円以下で購入することができる注目の「ボロ株」についてみていきたいと思います。
まず5,000円以下で買える「ボロ株」を見ていくと、証券コード7638「NEW ART HOLDINGS」は2,100円、6993「大黒屋ホールディングス」は3,100円、2315「カイカ」は3,000円となっています。
続いて1万円以下で買える「ボロ株」を見ていくと、2134「燦キャピタルマネージメント」は5,600円、5955「ヤマシナ」は6,600円、3647「ジー・スリーホールディングス」は7,000円、3202「ダイトウボウ」は7,600円、9263「ビジョナリーホールディングス」は9,100円、6494「NFKホールディングス」は9,700円となっています。
1万円を少し超えてしまいますが、7836「アビックス」は10,100円となっています。
⇒【燦キャピタルは仕手株?】
⇒【テリロジーは仕手株?】
まとめ
「ボロ株」投資はややリスクは高いものの、うまくいけば株価は大化けする可能性を秘めています。そのため1つの銘柄に集中投資するのではなく、分散投資を基本としてそのうちの数銘柄が成功すれば良いと考えるようにしましょう。
既に株価は安い水準にありますので、しっかりと業績が回復しそうな銘柄を選ぶことができれば、時間はかかりますがリスクが低い投資手法ということもできます。
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