株初心者は成功しているトレーダーがどのように投資する銘柄や会社を決めているのか気になるのではないでしょうか?将来的に株価が上がるか下がるかは誰にもわかりませんが、しっかりとポイントを抑えることで、値上がりする銘柄を見つける確率は高くなります。
ここではその見極め方についてみていきたいと思います。
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上昇トレンドの銘柄を見つける
株価チャートから将来の株価の値動きを予測するテクニカル分析では、やはり上昇トレンドの銘柄を狙うのが基本となります。上昇トレンドを判断する方法は複数ありますが、一番代表的なものは移動平均線をつかった方法です。
たとえば、10日移動平均線/25日移動平均線/75日移動平均線の3本を使うのであれば、そのすべてが右肩上がりであることが上昇トレンドの条件となります。なおかつ短期線が長期線よりも上に位置している方が理想的です。
今回の例で行くと、75日移動平均線よりも25日移動平均線上に、25日移動平均線よりも10日移動平均線が上にある状態です。
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上昇トレンド銘柄の押し目買い
上昇トレンドの銘柄を見つけたら、すぐに買ってよいというわけではありません。もちとんトレンドは続く傾向にありますが、買ったら下がってしまって高値掴みになってしまったとならないようにしなければなりません。
株価がずっと上昇し続けるということは基本的になく、ジグザグした形で調整を入れなが動いていきます。日足チャートで半年~1年くらいの値動きを見てみると、一定の法則性が出ている銘柄というのがあります。
たとえば下落しても毎回25日移動平均線や75日移動平均線で反発しているという場合には、そこまで下落するタイミングの押し目買いを狙うと良いでしょう。
⇒【押し目買いの詳細を解説】
増収増益の銘柄を見つける
会社の業績から株価の値動きを判断する方法もあり、これをテクニカル分析に対してファンダメンタルズ分析と呼びます。業績から判断するのであれば、増収増益(売上増加・利益増加)の銘柄を選ぶのが原則です。
過去数年間の会社の決算を確認して、しっかりと業績を伸ばしているのか確認すると良いでしょう。
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PER・PBRで株価の割安感をはかる
ファンダメンタルズ分析でもさまざまな指標がありますが、業績と株価の水準をはかる代表的な指標に、PER(株価収益率)とPBR(株価純資産倍率)があります。
PERは業種や会社の規模によって平均値は大きく異なりますが、日経平均株価に採用される大型株であれば15倍が一つの目安となり、15倍以上であれば割高、15倍以下であれば割安となります。PBRは1倍を基準として、1倍以下であれば割安、1倍以上であれば割高と判断することができます。
どちらの指標も同じ業界の競合他社との比較も重要となってきます。
⇒【PERの詳細を解説】
高配当利回りの銘柄を探す
配当利回りも将来の株価の値動きを占ううえで重要です。株価が値下がりすると配当利回りは上がるため、配当狙いの個人投資家の買いが入りやすくなります。
ただ注意しなければならないのは、業績が悪化したり不祥事によって株価が下がっている場合には、配当も減額される可能性があるため、危険です。業績が好調なのにもかかわらず、株価が安値で放置されている銘柄などがあれば、今後上昇していく可能性が高いと判断することができます。
まとめ
今後値上がりする銘柄を見極める方法に正解はなく、さまざまなやり方があります。その中でも自分にあったものを見つけてみると良いでしょう。
また値上がりすると思っても、必ずしもその通りに行かないのが株式投資です。自分の思惑と逆に動いた場合には、しっかりと損切りすることが、相場で生き残って長く稼いでいくコツとなります。
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