ハローキティなどのキャラクターで有名なサンリオの株価は、日経平均株価が軟調に推移する中でも高値圏での推移が続いています。
そんな中サンリオが下請法違反で公正取引委員会から勧告を受け、株価にどのような影響が出るのか注目です。
ここではサンリオの株価の動きと、下請け法違反についてみていきたいと思います。
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サンリオ2018年12月12日株価
サンリオの2018年12月12日の株価は、前日比▲5円(▲0.2%)の2,379円と小幅安で取引を終了しています。下請け法違反で公正取引委員会から勧告を受けましたが、現時点で株価への影響はなく、今後も上昇トレンドを継続していけるのかに注目が集まります。
サンリオ株価2018年の値動き
サンリオの2018年の株価は上昇トレンドを形成しています。年初は1,800円台でスタートし、2月9日には年初来安値となる1,800円を付けたもののその後は上昇に転じ、10月5日には年初来高値となる2,504円を付けました。
その後は一時下落に転じたものの、現在は2,400円前後での取引となっており、再び年初来高値をトライするのか注目です。
サンリオ株価のテクニカル分析
サンリオ株価のテクニカル分析は、移動平均線が上向きとなっており上昇トレンドを形成していることがわかります。
11月1日に2,037円の安値を付けた時も概ね200日移動平均線(オレンジ色)で反発しており、25日移動平均線日(緑色)も上向きになってきて、75日移動平均線(水色)とのゴールデンクロス完成が期待されます。
現在は2,400円手前の値動きとなっていますが、この水準は8月8日、8月31日、そして10月19日と過去3回跳ね返されており、強いレジスタンスであることがわかります。ただここを上抜ければ年初来高値を再度トライする可能性は高いでしょう。
サンリオ下請法違反
サンリオは2018年12月12日、下請け業者に不当に商品を返品したとして、下請法違反で公正取引委員会から再発防止の勧告を受けたことが明かになりました。
サンリオは2016年6月~2018年8月にかけて、製造する下請業者から商品を受取って6ヶ月が経過したにもかかわらず、不当な理由で返品をしていたとされています。下請法では商品受領後6ヶ月経過以降は、いかなる理由があろうとも商品の返品は認めていません。
サンリオ、他でも下請法違反の可能性は?
サンリオの下請法違反のニュースは株価に影響を与えていませんが、今後のリスクとして、同様のケースが他でも発覚する可能性があります。
今回の違反が単発で終われば株価への影響はないと思いますが、追加で違反事例が出てくるとネガティブな影響を与えることになるので、注意が必要です。
まとめ
サンリオの株価は上昇トレンドを形成しており、2,400円のつい読レジスタンスを目前に停滞しておりますが、そこを上抜けすれば年初来高値をトライする可能性があります。
下請法違反のニュースの株価への影響はなく、今後も株価が上昇していくのか注目です。
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