サッポロビール2018年9月以降株価上昇・下落の可能性は?エビスビール、缶コーヒー事業赤字で決算下方修正。「恵比寿ガーデンプレイス」など不動産事業は好調。

サッポロホールディングス(HD)の株価は下落を続けており、このまま持ち続けてよいのかと迷っている人もいるのではないでしょうか?

ビール・コーヒーの売上も低迷した結果、2018年12月決算も下方修正するのど、厳しい状況が続いています。

ここではサッポロHDの株価の動き、決算についてみていきたいと思います。

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サッポロホールディングス株価年初来安値更新。決算下方修正が影響。 

サッポロHDの2018年8月30日14時過ぎの株価は前日比+36円(+1.6%)の2,348円となっています。以下はサッポロHDの日足チャートです。

2018年の株価は年初から下降トレンドを形成しています。年初来高値は2営業日目の3,550円でその後は高値と安値を切り下げる展開となっています。

2018年12月期決算を下方修正すると下げ幅を拡大、8月29日には年初来安値となる2,289円を付けました。

テクニカルには10日(ピンク色)・25日(緑色)・75日(水色)の3本の移動平均線が下向きとなっており、下落に向かいやすいチャートとなっています。

現在は10日移動平均線近辺での値動きとなっていますが、目先はここを維持できるのか注目です。しかしながら、上昇しても25日移動平均線は強いレジスタンスとなる可能性が高く、また75日移動平均線もことし何度も跳ね返されているポイントとなっているので、上昇に向かうためには時間を要しそうです。

当面は下値を警戒する展開が続きそうで、年初来安値を更新する可能性は高そうです。

⇒【窓、窓開け、窓埋めの詳細を解説

サッポロホールディングス2018年12月期決算下方修正へ。 

サッポロHDが8月3日に発表した2018年12月期半期決算は、売上高が前年同期比▲3.6%の2,417億円、経常利益が前年同期+6億円から▲36億円へ赤字転落、半期純利益が前年同期▲1億円から▲25億円に赤字が拡大しました。

同時に通期予想も下方修正し、売上高は前回予想▲3.2%の5,378億円、経常利益は前回予想▲14.7%の151億円、当期純利益は前回予想対比▲17.1%の92億円としました。

配当については前回発表の40円を維持する方針です。

⇒【株式投資で失敗する人の3つの特徴とは?

「エビスビール」「麦とホップ」、缶コーヒー販売不振。「恵比寿ガーデンプレイス」など不動産事業は好調。 

サッポロHDが決算を下方修正した大きな要因は、「エビスビール」を中心とした国内酒類事業の低迷していることがあげられます。

国内酒類事業はサッポロHD売上高の約半分を占める主力事業であるが、「エビスビール」と新ジャンル「麦とホップ」の販売不振が響いている。

また国内酒類事業だけでなく、飲料部門の収益も苦戦しています。

消費者のニーズがペットボトルに移行している中、サッポロHDの主力は缶コーヒー。

缶コーヒーは利益率が高い商品であるため、競合他社がペットボトルコーヒーに力を入れる中、サッポロHDはペットボトルコーヒーを取り扱わずに、静観を続けています。

ビール・飲料が苦戦する中で唯一黒字を確保したのが不動産事業。

サッポロHDは「恵比寿ガーデンプレイス」や「GINZA PLACE」といった都内の一等地に不動産を所有しており、稼働率はほぼ100%と高いです。

不動産事業は今後も好調が続くと思われますが、主力事業の立て直しがないかぎり、株価の上昇は期待できなさそうです。

⇒【サラリーマンがiDeCoを活用すべき理由

サッポロビール2018年9月以降株価上昇・下落の可能性まとめ 

サッポロHDの株価は下落を続けており、決算も苦戦していることから、しばらく上昇は期待できない状況です。

不動産事業は好調であるものの、主力のビールや缶コーヒーの売り上げ回復に向け、どのように対応していくのか注目です。

猛暑の影響によって夏場の売り上げは好調であった可能性は高そうです。

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