自分が保有している銘柄の株価が数倍になるというのは、株式投資家であれば誰もが夢見るものです。
そんな大化け株のことを指す言葉で、テンバガーという業界用語があります。
ここではテンバガーについてみていきたいと思います。
目次
テンバガーとは?株価10倍の大化け銘柄。その特徴や傾向とは?
テンバガーとは、株価が10倍になった銘柄やこれからなりそうな銘柄のことをいい、語源は野球用語で、1試合で10塁打を記録することからきています。
テンバガー銘柄の特徴として、新興市場で時価総額が小さい小型株、株価が安い低位株がほとんどになります。
既に時価総額が数兆円の有名大企業の株価が10倍になることは相当難しくて考えにくいですが、新興市場の時価総額が300億円以下であれば、今後の成長で時価総額10倍のテンバガーとなる銘柄もあります。
テンバガーを狙うのであれば、新興市場の小型株を狙うのがよいでしょう。
2018年テンバガー銘柄候補は?年初来安値値上がり率でランキング。オウケイウェイブは既にテンバガーを達成。
ここでは2018年のテンバガー銘柄候補をみていきましょう。
以下は2018年5月18日時点での、年初来安値からの値上がり率上位10社です。
1位のオウケイウェイブの年初来安値値上がり率は728%、年初来高値安値比率は1,343%と既に2018年にテンバガーを達成している唯一の銘柄となります。
2位アルバート以下には年初来安値値上がり率が300%前後の銘柄がランクインしており、年初来高値安値比率は500%に迫る銘柄もあり、まだ2018年も半分以上残っていますので、テンバガー達成が期待されます。
2018年テンバガー銘柄候補の特徴とは?時価総額、証券取引市場などは?
2018年年初来安値からの値上がり率上位10社から、テンバガー銘柄候補の特徴をみていきましょう。
まず注目していただきたいのは時価総額です。
年初来安値から既に株価は数倍にもなっているにも関わらず、時価総額1,000億円を達成している企業はなく、ほとんどが7位のリミックスポイントと8位のハウスドゥを除いて全社が時価総額500億円以下で、平均は294億円となります。
次に上場している証券取引市場です。
マザーズ、JASDAQの新興市場が5銘柄と過半数を占めています。
東証1部、2部の銘柄もありますが、時価総額は小さい銘柄のみで、市場に関わらず時価総額が小さければ可能性があることがわかります。
⇒【株価変動の要因を解説】
⇒【株式市場の詳細を解説】
まとめ
2018年もようやく半分に差し掛かろうという折り返し地点ですが、既にオウケイウェイブがテンバガーを達成しています。
まだ2018年も半分以上ありますので、他の銘柄にもチャンスは十分にあると思います。
大化け株は株式投資の醍醐味でもありますので、テンバガーを狙いたい人は、新興市場を中心とした小型株を探してみるとよいでしょう。
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