証券会社への口座開設が完了後、実際の株のオーダーまでの流れをみていきましょう。
目次
株を注文するには証券会社の口座に入金して、買付余力へ反映される。SBI証券を例に具体的な方法をみてみよう。
株式投資を行うためには、証券会社の口座へ入金が必要となりますので、その方法を見ていきましょう。
ここではSBI証券の場合を例に説明(2018年4月24日現在)していきますが、証券会社によっては以下の全てに対応していない場合もあります。
① 即時入金
インターネットバンキングを利用して入金する方法で、手続き後即時に口座に反映されます。手数料は無料です。SBI証券では主要メガバンク3行を含めた13行が利用かのうです。臨時システムメンテナンスで利用できない場合もあります。
② リアルタイム入金
対象の銀行口座を持っていれば利用可能で、インターネットバンキングの登録は不要です。手数料は無料です。SBI証券では京葉銀行のみ対象となっています。
③ 銀行振込
あなたの銀行口座から証券会社が指定する口座へ振込入金する方法です。振込用口座の申し込みを行い、15分程度後より振込入金可能となります。SBI証券では三井住友銀行、三菱UFG銀行、みずほ銀行の3行が選択可能です。振込手数料が必要になる場合があります。振込入金後、1~2時間程度で口座に羽根井されます。
④ 振替入金
SBI証券ではゆうちょ銀行のみ利用できるサービスです。手数料は無料です。書類での手続きが必要なため、申込書返送後3~4週間で利用可能となります。
入金手続きが終わったら、口座管理や口座状況で入金が反映されているか確認して下さい。
証券会社の入金処理の手続き上、口座への反映は翌営業日にあることがありますが、買付余力に反映されていれば、株式取引は可能です。
株を注文してみよう。会社名か証券コードで銘柄を探す。買付余力足りているか要確認。
証券会社への入金が完了したら、株の注文の準備完了です。
それでは具体的に株の注文方法を見ていきましょう。
まずは取引をしたい銘柄の選定を行います。
銘柄が決まったら、その銘柄を会社名か証券コードで検索します。
画面が表示されたら、取引時間中であれば現在の株価、その日の株価の値動き(始値、高値、安値など)、現在の気配値が表示されます。
その銘柄の売買単位を確認して、買付余力に達しているか確認致します。
買付余力 ≧ 株価 X 売買単位
買付余力の方が大きければ、その銘柄の株式を売買することが可能です。
ただし、成行注文の場合、注文時点で取引できる株価がわからず、急な相場変動に備えて余裕をもって株価を計算します。
例えば株価の現在値が1,000円であっても、買付余力の計算上は1,100円で計算します。そのため、買付余力が株価に対してぎりぎりの場合は、買付余力不足で注文できないことがあります。
その銘柄の現物買いを行いたいのであれば、現物買を選択します。
株数、価格(指値あるいは成行)を選択、成行注文であれば注文の期間を選択し、取引パスワードを入力して、注文完了となります。
注文が成立(約定といいます)すれば、ポートフォリオ画面であなたが売買した銘柄の詳細が確認できます。
⇒【証券コードの詳細を解説】
⇒【株価の詳細を解説】
まとめ
以上が入金から注文の流れとなります。
注文については色々な種類がありますので、別の記事も参考にしてみてください。
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⇒【板の読み方を解説】
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