京王電鉄の株価は、日経平均株価が大きく下落する中でもきれいな上昇トレンドを形成しています。そんな中、京王電鉄の子会社である京王観光がキセル(不正乗車)を行い、2億円を搾取していたと週刊文春が報道しました。
ここでは京王電鉄の株価の動きと、京王観光キセルについてみていきたいと思います。
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京王電鉄株価、キセル報道の影響は?
京王電鉄の2019年1月9日の株価は、前日比+30円(+0.5%)の6,420円で取引を終了しました。週間文春が京王観光のキセルを報道したのが引け後であり、詳細が明かになっていないことから、現時点では株価への影響はみられていません。
京王観光のキセルについては2019年1月10日(木)発売の週刊文春に掲載される予定であり、京王電鉄の株価にどのような影響を与えるのか注目です。
京王電鉄のトレンド、テクニカル分析
京王電鉄の株価は2018年からきれいな上昇トレンドを形成しています。2018年3月26日に年初来安値となる4,350円を付けた後は右肩上がりの上昇を続け、12月17日には6,710円の年初来高値を付けました。
テクニカルでみてもすべての移動平均線が上向きとなっており、下落局面でも75日移動平均線(水色)がサポートとなって機能しています。このまま上昇トレンドを維持して、年初来高値を突破できるのか、注目です。
京王観光のキセル(不正乗車)の詳細
週間文春の報道によれば、京王観光の大阪支店と大阪西支店が不正を行っており、JRから少なくとも2億円を搾取していたとみられています。
京王観光は団体向けのツアーの際、JRの乗車券を購入せずに不正乗車を行い、その金額をツアー客から徴収して利益計上をしていました。なぜこのような不正が起こるかというと、京王観光の支店にはJR乗車券の発券端末が設置されており、京王観光の裁量で発券が行える仕組みとなっていました。
京王観光が不正をできた理由
京王観光がJR乗車券を発見できるシステムは京王電鉄・京王観光とJRの信頼関係によって成り立っていたものであり、それを利用したとなればかなり悪質です。
今後京王電鉄とJRの関係は悪化することは避けられず、どのような処分・対応が行われるのか注目です。
まとめ
京王電鉄の株価は上昇トレンドを形成していますが、子会社である京王観光の不正乗車によって、株価にどのような影響が出るのか注目です。
1月10日発売の週刊文春で不正乗車の詳細記事が掲載され、その後各社の対応が明かになるので、注目していきたいと思います。
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