HISの株価は年初来安値から大きく回復し、年初来高値を目指す値動きをしていました。
しかしながら、ハワイでの結婚式ツアーを直前にキャンセルしたことで、今後下落していく可能性が指摘されています。
ここではHISの株価とハワイ結婚式ツアードタキャンについてみていきたいと思います。
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HIS、ハワイ結婚式ツアードタキャンの株価への影響は?
HISの2018年10月4日の株価は前日比▲45円(▲1.2%)の3,690円で取引を終了しました。
2018年のHISの株価は1月29日年初来高値となる4,125円を付け、5月まで横ばいが続いていましたが6月に入ると株価は急落。
7月11日には2,970円の年初来高値を付けました。
その後は上昇に転じ、9月26日には3,920円を付け高値圏での推移となっていましたが、ここにきてハワイでの結婚式ツアードタキャンしたことにより、株価は下落に向かいつつあります。
テクニカルには現在25日移動平均線(緑色)、200日移動平均線(オレンジ色)近辺での推移となっており、ここを維持できるかがポイントとなります。
ここを下抜けすると75日移動平均線(水色)が位置する3,400円を目指す可能性があるでしょう。
まずは現在の値位置で反発するのか、下落に向かうのか見極めたほうが良いと思います。
チャート的には反発できれば、4,000円に向かって上昇する可能性が高そうです。
⇒【移動平均線の詳細を解説】
⇒【トレンドラインの詳細を解説】
HIS、ハワイ結婚式会場工事遅延は把握していた?
HISがドタキャンをしたハワイでの結婚式ツアーは、9月1日オープンの式場で行われる予定で、約280組が申し込んでいたとされています。
HISは見舞金として20万円を支払う方針ですが、イメージのダウンは避けられそうにありません。
キャンセルを申し出たのが直前であり、HISの都合でキャンセルとなったわけではないことを強調したが、ここにきてHISが嘘をついている可能性があることを、10月4日発売の週刊文春が報じています。
式場の工事が遅れたのは、現地の式場運営会社であるザ・クラウチングライオン社の責任ではあるが、そもそも基礎工事が完成したのは7月末で、9月1日のオープンには間に合わないことが明かだったようです。
HISの現地担当者は数日に一度現場を訪れたり、工事の進捗状況の連絡をメールで受けていたのだが、日本にその連絡をしていなかった可能性が浮上しています。
もしこの報道内容が事実なのであれば、HISにも責任はあり、今後業績に悪影響を与えるかもしれません。
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まとめ
HISの株価は年初来安値から順調に戻している状況でしたが、ここにきてハワイでの結婚式ツアードタキャンの影響で下落しています。
HISは現地運営会社の工事遅延が原因でドタキャンとなってしまったと説明していますが、週刊文春の報道では、工事遅延について事前に把握していた可能性があります。
今後ウソが明かになれば、HISの株価に影響を与える可能性があり、注意が必要です。
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