東海カーボンは2018年5月28日に、2018年12月決算の上方修正を行いました。
業績好調で株価上昇が続く東海カーボンの決算見通しの内容と株価の動きをみていきたいと思います。
目次
東海カーボン、2度目の決算上方修正。その理由、金額などの詳細とは?子会社化の手続きは完了。
東海カーボンは、2018年5月28日にTokai Carbon Korea Co., Ltd.の株式9.0%を追加取得し、連結子会社化への手続きが完了したと発表しました。
これにより特別利益220億円が発生し、2018年12月決算見通しの上方修正を行いました。
当期純利益は前回発表予想468億円対比+218億円(+46.6%)の686億円となる見通しです。
前期比対比では約5.8倍となります。
東海カーボンは2018年5月8日に見通しの上方修正を行ったばかりですが、わずか20日足らずで再度大幅に上方修正を行う形となりました。
⇒【損益計算書の見方を解説】
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東海カーボン、子会社化により決算上方修正へ。株価は上場来高値を更新。今後の値動きは?
決算上方修正が発表された翌日である2018年5月29日10時過ぎの株価は、前日比+167円(+8.6%)の2,107円を付け、上場来高値を更新しました。
以下は東海カーボンの日足チャートです。
本日は大きく窓開けして取引が開始され、その後も上昇の勢いが継続しています。
2月21日に付けた前回高値2,016円をあっさりと上抜けしており、上値の目途がなくなっている状況です。
テクニカルでも25日移動平均線(緑色)と75日移動平均線(水色)がゴールデンクロスを完成しており、上昇圧力がかかりやすい状況です。
急激な上昇のため下落する際も値動きが大きくなる可能性がありますが、一旦は10日移動平均線(ピンク色)を下抜けない限りは、上昇継続と見てよいと思います。
まとめ
東海カーボンは5月に入って2回決算見通しを上方修正するなど、業績は順調に推移しています。
株価も上場来高値を更新していますので、今後も引き続き注目していきたいと思います。
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