「FAANG(ファング)」とは何の略?米国ハイテク企業大手の総称、株価・時価総額も大きい。

「FAANG」とは米国ハイテク企業大手の総称で、Facebook(フェイスブック)、Amazon(アマゾン)、Apple(アップル)、Netflix(ネットフリックス)、Google(グーグル)のことを指し、頭文字をとってそのように呼ばれる。

ここでは「FAANG」についてみていきたいと思う。

⇒【S&P 500の詳細を解説
⇒【ナスダック総合指数を解説

「FAANG」の時価総額 

「FAANG」は今や誰もが知っている有名企業であり、時価総額も大きい。

2018年12月17日時点でのFacebookの時価総額は4,078億ドル(≒46兆円)、Amazonの時価総額は7,500億ドル(≒85兆円)、Appleの時価総額は7,886億ドル(≒89兆円)、Netflixの時価総額は1,148億ドル(≒13兆円)、Alphabet(Googleの親会社)の時価総額は7,180億ドル(≒81兆円)となっている(為替レートは113円を使用)。

日本で時価総額1位の豊田自動車が22兆円であり、「FAANG」の時価総額がいかに大きいかわかるだろう。

⇒【時価総額を解説。日本・世界のランキングは?

「FAANG」はダウ平均株価の構成銘柄? 

「FAANG」は時価総額も大きく、株式市場に与える影響も大きいが、ダウ平均株価の構成銘柄に採用されているのは意外にもAppleのみである。Appleはマイクロソフトに次いで時価総額が世界2位となっている。

今後銘柄の入れ替えがあれば、「FAANG」から採用される可能性は高そうだ。

⇒【ダウ平均株価の詳細を解説

「FANG」「FANNG」「FAAMG」とは? 

「FAANG」に似たようなものとして「FANG」「FANNG」「FAAMG」がある。

「FANG」はFacebook、Amazon、Netflix、Googleの総称。

「FANNG」はFacebook、Amazon、NVIDIA、Netflix、Googleの総称。

「FAAMG」はFacebook、Amazon、Apple、Microsoft、Googleの総称。

⇒【単純平均株価方式と時価総額加重方式

まとめ 

「FAANG」は今や誰もが知っているFacebook、Amazon、Apple、Netflix、Googleの総称。時価総額も大きく、株式市場に与える影響も大きいので覚えておいた方が良いだろう。

<こんな記事も読まれています>

⇒【日経平均株価の詳細を解説
⇒【ダウ平均株価の詳細を解説
⇒【S&P 500の詳細を解説
⇒【ナスダック総合指数を解説
⇒【サラリーマンがiDeCoを活用すべき理由
⇒【「中長期投資」を解説、初心者におすすめ?
⇒【「積立投資」のメリット・デメリット
⇒【「毎月1万円株式投資」おすすめの方法
⇒【ロボアドバイザー大手を比較
⇒【「複利運用」の重要性・威力

関連記事

  1. 友好的TOB(株式公開買付)・敵対的TOBの詳細を初心者にわかりやすく説明。買収防衛策とはどのような…

  2. 高校生・未成年は株式投資で儲けることはできる?始め方や注意点を解説。

  3. 資本余剰金を原資とした配当の詳細を解説。利益剰余金以外から行う理由とは?源泉徴収なく、税金の取扱いの…

  4. 米国債金利とダウ平均株価の関係性を解説。逆相関の関係で、今後は金利上昇株価下落に要注意。

  5. 株式投資初心者の平均予算・資金とは?目標とする利回りの目安を解説。

  6. 自社株買いの詳細を初心者にわかりやすく解説。株主還元対策として注目。目的やメリットとは?

  7. 株式投資が競馬より儲かる・期待値が高い理由を解説。税金の違いは?

  8. 時価総額の詳細をわかりやすく解説。算出方法とは?時価総額によって大型株・小型株に分類され、株価の値動…

  9. 株式投資で失敗してマイナス(損失)・借金を背負う可能性は?大損を避けるコツや方法を解説。

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

おすすめ記事

おすすめ記事

  1. 「小僧寿し」株価上昇・下落の可能性。債務超過で上場廃止の猶予期間入りへ。
  2. 「FIP投資顧問」行政処分勧告。KAZMAX(カズマックス)サロンへの影響は?
  3. 鳥貴族株価上昇・下落の可能性。2019年7月期決算赤字転落の影響は?
  4. みずほ銀行株価上昇・下落の可能性。2019年3月決算大幅下方修正の影響や原因は?…
  5. 「五洋インテックス」株価上昇・下落の可能性。週足チャート逆三尊形成で反発期待。

人気記事

PAGE TOP