「仮条件」とは、IPOの際の公開価格(売出価格)を決定するための値幅のことを言います。
「仮条件」が決まれば、ブックビルディングの期間中にIPO購入希望者が申し込みを行い、最終的な公開価格が決定します。
ここでは「仮条件」についてみていきたいと思います。
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「仮条件」の決め方とは?
それでは「仮条件」はどのように決定されるのでしょうか?
「仮条件」は公開価格やIPOの購入需要に大きな影響を与えるため、適当に決めることはできません。「仮条件」を決めるためには経験豊富な機関投資家などの専門家にヒヤリングを行い、適当を思われる値幅が設定されます。
「仮条件」決定後のIPOの流れ
「仮条件」が決まれば、ブックビルディング期間中にIPO購入希望者が申し込みを行います。
IPOは基本的に売出株数(供給)よりも購入希望者(需要)が上回るため、「仮条件」の価格上限で決まることが多いです。IPOに当選したいと考えるのであれば、「仮条件」の値幅上限で申し込みをした方が当選確率は高くなります。
公開価格決定から上場まで
ブックビルディングによって投資家のIPOに対する需要動向を把握したら、引受証券会社は公開価格を決定します。
その後IPOの購入希望者で当選した人は、期間内に購入を行い、株式が上場します。IPOに当選するためには、証券会社に口座を開設の上、ブックビルディングに参加する必要があります。
まとめ
IPOでの「仮条件」について説明してきましたが、理解して頂けましたでしょうか?IPOでは多くの聞きなれない単語が出てきますので、一つずつ抑えていくと良いでしょう。
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