2018年10月12日、政府は皇太子さまが即位する2019年5月1日を祝日とすることを発表しました。
これにより2019年のゴールデンウィーク(GW)は10連休となり、海外を中心として旅行需要が高まることが期待されています。
ここではHIS(エイチアイエス)とユーラシア旅行社の株価は上昇していくのか、についてみていきたいと思います。
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HIS(エイチアイエス)株価、2019年GW10連休の影響は?
HISの2018年10月12日の株価は、前日比+40円(+1.1%)の3,580円で取引を終了しました。
ハワイでの結婚式ドタキャン問題で株価は下落基調にあったものの、75日移動平均線(水色)でしっかりと反発をしており、今後上昇していけるのか注目です。
目先は200日移動平均線(オレンジ色)が位置する3,670円近辺を回復することができるかがポイントです。
10日移動平均線(ピンク色)と25日移動平均線(緑色)も位置する価格帯であるため、一旦は売られる可能性はあるかもしれませんが、上抜けすることができればその後上昇する可能性は高そうです。
HISの2018年10月決算見通しは、売上高が前期比+18.8%の7,200億円と増収を見込んでいるものの、当期純利益は前期比▲31.4%の91億円と大幅な減益見込みとなっています。
2019年のゴールデンウィーク10連休によって、2019年10月期決算に好影響が出ることを期待したいです。
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ユーラシア旅行社株価、2019年GW10連休の影響は?
2018年10月12日のユーラシア旅行社の株価は、前日比▲4円(▲0.7%)の556円で取引を終了しています。
一時年初来安値となる535円を付けたものの、安値からは大きく上昇して最終的には陽線引けとなりました。
2018年のユーラシア旅行社の株価はレンジ内での取引が続いていましたが、年初来安値更新によって、今後下落していく可能性があるかもしれません。
10日(ピンク色)・25日(緑色)・75日(水色)の3本の移動平均線は下向きとなっており、今後も下落に要注意です。
25日移動平均線を回復するまでは、下落する可能性が高そうです。
ユーラシア旅行社の2018年9月期決算見通しは、売上高が前期比+5.6%の55億円となっているものの、当期純利益は前期比▲75.0%の3,400万円と大幅な減益を見込んでいます。
決算発表時に2019年9月決算見通しについて公表される可能性が高いと思いますが、ゴールデンウィーク10連休がどのように影響していくのか注目です。
⇒【初心者向け決算書の見方】
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まとめ
2019年のゴールデンウィークは10連休となることが決定し、旅行需要の高まりが期待されています。
旅行業界で株式上場している企業は少ないものの、影響が期待できるとすればHISとユーラシア旅行社であり、今後の値動きに注目していきたいと思います。
HISの株価は一旦は調整に入っているものの、今後上昇していく可能性は十分にありそうです。
ユーラシア旅行社の株価は安値圏での推移となっており、業績も厳しい状況からしばらくは安値を警戒した値動きが続きそうです。
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