景気後退・下落相場の時に株式投資で利益を上げるには、信用取引で空売りを行うか、「日経225先物」などの先物取引で空売りをすることが必要になってきます。
現物取引では相場が上昇している時には利益を上げるチャンスは増えますが、下落相場でも利益を上げることができるトレード方法があるというのは、株式相場のメリットともいうことができるでしょう。
ここでは下落相場の時でも利益を上げられる信用取引と先物取引についてみていきたいと思います。
⇒【信用取引の詳細を解説】
下落相場は信用取引で空売りして儲ける
株式投資での現物取引では買いから入ることしかできないため、株価が上昇している銘柄でしか利益を上げることができません。
上昇トレンドの相場であれば問題はありませんが、景気後退で下落相場になった場合には、上昇する銘柄を見つけるのは簡単ではなく、利益を上げるチャンスは少なくなるでしょう。
しかしながら、信用取引を利用すれば上昇トレンドの相場では現物でやるときと同じように買い、下落相場の場合には空売りという形で相場状況に合わせて有利な方を選択することができます。
信用取引ではレバレッジという形で資金の3倍程度の売買をすることができますが、リスクが高くて怖い場合には現物取引と同じレバレッジ1倍で行えれば、リスクは変わりません。
景気後退は一定の周期でやってきますので、前もって信用取引ができる環境を整えておくのが良いでしょう。
下落相場は先物取引で空売りして儲ける
個別の銘柄を探すのが面倒くさいというような人には、「日経225先物取引」や「日経225mini」などの先物取引を利用することによって、日経平均株価を空売りすることができます。
日経平均株価は日本の投資家だけではなく、世界中で注目されている指標となりますので、多くに人にとっては馴染みがってわかりやすい指標です。
先物取引は取引ができる限月が決まっていたり、取引時間が違っていたりと通常の個別株とは少し異なる部分がありますが、レバレッジや空売りも利用できるため、メリットは大きいです。
下落相場の時だけでなく、上昇相場の時は買いで入ることによって利益は上げられますし、個別株のトレードをしながら、相場が急落した時には、個別株を保有しながらリスクヘッジとして「日経225先物取引」を空売りするなど、使い方はざまざまです。
こちらも取引ができる環境は整いておいて損はないでしょう。
まとめ
景気後退によって相場全体が下降トレンドに入った場合は、現物株の取引では上昇する銘柄の数は少なくなり、利益を上げるチャンスが減少してしまいます。
下落相場の時には信用取引や先物取引の空売りを行うことで、利益を上げていくチャンスが増えますので、下落相場に突入する前に、取引ができる状態にしておくと良いでしょう。
信用取引や先物取引はレバレッジが使えるため、リスクが高いと考えられていますが、レバレッジを使わない取引もできますので、リスクは自分で設定することが可能です。
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