菅官房長官が携帯料金値下げ余地について言及して以降、携帯電話各社の対応に注目が集まっていましたが、ソフトバンクが新料金プランを発表しました。
ここではソフトバンク株価の動き、新料金プランについてみていきたいと思います。
目次
ソフトバンク株価、年初来高値更新で上昇トレンド継続か?
ソフトバンクの2018年8月29日の株価は、前日比▲135円(▲1.3%)の10,100円で取引を終了しました。以下はソフトバンクの日足チャートです。
2018年のソフトバンクの株価は、6月までは下降トレンドを形成し、5月30日には年初来安値となる7,540円を付けました。
7月以降は上昇に転じ、8月8日には年初来高値となる10,600円と付け、現在も高値圏での推移となっています。
テクニカルには7月以降終値ベースで25日移動平均線(緑色)がサポートとなっており、現在は10日移動平均線(ピンク色)より上に位置していることから、上昇に向かいやすいチャートとなっています。
終値ベースで25日移動平均線を明確に割り込むまでは上昇トレンド継続とみてよいでしょう。
年初来高値10,600円更新が期待されます。
ソフトバンクの新料金プラン。2018年9月6日から適用開始。長期ユーザーにメリット。
ソフトバンクが発表した新料金プランは、料金は従来と比較して30%程度安くなりますが、携帯端末料金の値引きはありません。
毎月50GBまで利用できる「ウルトラギガモンスター+」を家族4人以上で加入した場合、月々の利用料金は1人あたり3,480円となります。
NTTドコモとKDDI(AU)はすでに同様のプランを導入済みであり、菅官房長官の携帯料金値下げに関する発言を受けて、対応したとみられています。
新料金プランの適用は2018年9月6日からとなります。
従来までの料金プランだと、端末料金値引きがなくなる2年以降の携帯料金が割高となっていたため、新料金プランの導入で長期的なユーザーにとってメリットがある形となります。
ソフトバンク2018年9月以降株価上昇の可能性まとめ
ソフトバンク株価は堅調に推移しており、今後も年初来高値を更新していく可能性が高そうです。
携帯料金については、菅官房長官の発言をきっかけとして、大きな注目を集めてきましたが、ソフトバンクは長期ユーザーにメリットがあるプランを発表し、これで携帯大手3社は同様のプランを導入した形となります。
今後もどのような動きがあるのか、注目です。
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