森永製菓の「アイスボックス」、猛暑の影響で売り上げが急増し、生産が追い付かないことから販売中止になっていることがわかりました。
ここでは森永製菓の株価の動きと「アイスボックス」生産停止についてみていきたいと思います。
目次
森永製菓株価上昇の可能性は?「アイスボックス」売上好調で販売停止へ。
2018年8月7日の森永製菓の株価は、前日比+40円(+0.8%)の4,970円で取引を終了しました。以下は森永製菓の日足チャートです。
2018年の森永製菓の株価は、年初から下落し3月26日には年初来安値となる4,480円を付けました。その後は上昇に転じ、5月18日には年初来高値となる6,010円を付けるも、最近は再び下落し安値圏での推移となっています。
テクニカルには3本の移動平均線がばらばらの動きとなっており、方向感のない展開となっています。10日移動平均線(ピンク色)と25日移動平均線(緑色)はゴールデンクロスを完成していますが、株価は25日移動平均線より下に位置しており、下落に向かいやすいチャートとなっています。
目先は7月23日に付けた安値4,835円を維持できるかがポイントとなります。ここを下抜けると年初来安値となる4,480円まで下落する可能性があり、要注意です。株価が上昇に向かうためには、25日移動平均線を明確に上抜けする必要があります。
「アイスボックス」猛暑の影響で販売休止へ。森永製菓の業績への影響は?
連日の猛暑の影響で「アイスボックス」の売上は、前年比2桁増で推移しています。全国的に品薄状態が続き、生産が追い付かずに商品の供給が難しくなっていることから、森永製菓は販売を一旦休止。現在は生産計画を増やして対応していますが、販売再開は9月になる見込みとのことです。
「アイスボックス」は税抜き100円と手ごろな価格で、夏に人気の商品。熱中症対策にも適した商品としてアピールした効果もあり、今年の売上は好調です。森永製菓は増産して対応する予定とはなっていますが、単価が安いことから業績に与える影響はあまりなさそうです。
森永製菓2019年3月期決算見通しは?第一四半期決算発表予定日は?
森永製菓の2019年3月期決算見通しは、売上高が前期比+2.4%の2,100億円、当期純利益は前期比+34.1%の138億円と増収増益を見込んでいます。
2019年第一四半期決算発表は、8月9日(木)に実施する予定で、猛暑による業績への影響についてコメントがあるか注目です。
森永製菓2018年8月以降株価上昇の可能性まとめ
森永製菓の株価は安値圏での推移が続いており、安値を切り上げて上昇に向かえるか注目が集まります。「アイスボックス」の売上好調で販売停止となっていますが、単価が安いことから業績に与える影響は少なそうです。
8月9日に2019年3月期第一四半期決算発表が予定されており、業績見通しに修正があるのか注目です。
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