鈴木元社長の不正行為が明かになったジャストプランニング。株価は引き続き大きく下落していますが、不正行為発表前から株価は急落しており、インサイダー取引や仕手筋の動きがあったのではないかと話題になっています。
ここではジャストプランニングのインサイダー取引・仕手株の可能性についてみていきたいと思います。
目次
ジャストプランニング株価、鈴木社長不正発覚以前から急落。
ジャストプランニングの2018年8月2日の株価は、前日比▲70円(▲7.4%)の880円で取引を終了、鈴木元社長の不正行為を受けて、引き続き大きな下落となっています。一時的には808円の安値を付けました。以下はジャストプランニングの日足チャートです。
ジャストプランニングの株価は7月20日に2,290円の年初来高値を付けた後、9営業日連続で大幅続落となっています。翌営業日の7月23日には、前日比▲333円の大幅下落となりました。
ジャストプランニングは2018年テンバガー達成の可能性がある銘柄でした。
ジャストプランニング株価急落でインサイダー取引の可能性は?
鈴木元社長の不正行為が明かになったのは8月1日ですが、それ以前から急激に株価が下落しており、インサイダー取引の可能性を指摘する声が上がっています。不正行為発表前から数営業日で株価は半値以下になっており、怪しい値動きとなっています。
ここまでの急激な値動きとなると、不正公表前から情報が漏れていた可能性も否定できず、今後調査が進んでいくかもしれません。出来高の増え方も異常な動きとなっています。
⇒【出来高の詳細を解説】
ジャストプランニング仕手銘柄の可能性は?業績的には上昇する理由はなく、時価総額も手ごろな価格帯。
ジャストプランニングは2018年に入って大きく株価が上昇したことから、注目している個人投資家も多い銘柄でした。ここまでの値動ですと、特定のグループによる仕手が行われていた可能性はあります。8月2日時点でのジャストプランニングの時価総額は約111億円で、仕手筋が狙うにはちょうど良い規模感です。
2019年1月期決算見通しは当期純利益が前期比+7.2%の2億8,200万円となっています。前期からの伸びを考えると、株価が数倍に上昇する理由は見当たりません。8月2日時点のPERは39.5倍と、新興市場の小型株ではありますが、高値を付けた時の水準は買われ過ぎだったと思われます。
ジャストプランニング株価急落、インサイダー取引や仕手株の可能性まとめ
社長の不正行為という衝撃の内容を発表したジャストプランニングですが、発表以前の株価の値動きが不自然で、今後インサイダー取引に調査が始まる可能性があります。
株価はまだ下げ止まりを見せておらず、今回の問題を受けてどこまで下落するのか注目です。
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