コンビニ大手3社(セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン)株で利益を上げるためのポイントや注目点とは?勝ち組・負け組は?店舗数、売上高、PER(株価収益率)の比較は?

コンビニ業界はセブンイレブン、ファミリーマート、ローソンの大手3社にほぼ集約されているが、業界全体の既存店売上高は2016年をピークに減少傾向となっている。

ここではコンビニ大手3社の株で利益を上げるためのポイントについて紹介していきたいと思う。

コンビニ既存店売上高は2016年をピークに10兆円を目前に下落へ。ドラッグストアやスーパーに顧客が流れている。 

日本フランチャイズチェーン協会が発表したコンビニの既存店売上高は、2016年までは順調に増加していたが、2016年に9.6兆円でピークとなり、2017年は前年比▲0.3%の9.5兆円と10兆円も目前に下落に転じています。

売上高減少の主な理由となっているのは、ドラッグストアやスーパーなどに顧客を奪われているからです。特にドラッグストアの成長は著しく、2017年の売上高は前年比+5.8%増となっており、コンビニ業界の脅威となっている。

スーパーマーケットの売上高も前年比+0.4%増と微増しており、今後コンビニ業界はますます厳しい状況になっていく可能性があります。

セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンの既存店売上高の詳細は?セブンだけが勝ち組?新規出店モデルは崩壊へ? 

コンビニの既存店売上高は減少に転じているが、コンビニ全体の店舗数は増加傾向で、新規出店を含めた売上高は増加しています。

しかしながら、既存店売上高が減少している状況では、新規出店が既存店の売上に影響している可能性が高く、今後大量の新規出店を中心とした現在のコンビニのビジネスモデルは崩壊していく可能性が高いでしょう。2017年に既存店売上高が減少に転じたのは、コンビニ業界の転換点となる可能性があります。

業界最大手のセブンイレブンの2018年2月末時点の店舗数は2万260店舗、ファミリーマートは1万7,232店舗、ローソンは1万3,392店舗となっています。

コンビニ大手3社でも既存店売上高の内容は各社によって大きく異なります。セブンイレブンの2017年3月から2018年5月の既存店売上高は、前年同期比を下回った月は2回のみとなっています。一方でファミリーマートは前年同期比を上回ったのは2回のみ、ローソンは4回あるものの、2017年10月からは一度も前年同期比を上回ったことがなく、落ち込みが顕著となっています。

最大手のセブンイレブンのみが検討している形です。

セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンのPER(株価収益率)の比較は?伊藤忠、三菱商事と組んで業績回復を狙う? 

業績不振のファミリーマートとローソンは大手総合商社と組みことによって、業績の回復を狙っています。

2018年4月、ファミリーマートの主要株主である伊藤忠商事は、TOB(株式公開買付)で子会社化することを発表しました。ローソンはも2017年に三菱商事が子会社化しています。

各社の株価をみていくと、比較的好調なセブンアンドアイHDのPERは19.3倍と20倍を切っているのに対して、ファミリーマートは33.2倍、ローソンは23.2倍とセブンイレブンより高く、割高となっています。

特にファミリーマートは伊藤忠の傘下となったことで大きく株価は上昇しており、過熱感があることは否めません。

コンビニ大手3社(セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン)株で利益を上げるためのポイントや注目点まとめ 

既存店売上高が減少したコンビニは曲がり角を迎えています。店舗数も過剰感が出ており、ファミリーマートとローソンは今後更に厳しくなっていくことが予想されます。セブンイレブンは他の2社と比べると好調を維持しており、このまま成長を維持できるのか注目です。

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