日経平均株価のチャート解説(2018年5月第3週/5月14日週)
今週は2018年3月期決算発表がピークを迎え、上場企業の決算はほぼ出揃いました。
純利益は前期比+35%と2年連続で過去最高となり、収益力の高さを確認することができ、株価上昇に期待です。
今週の日経平均株価は先週対比+172円(+0.8%)の22,930円で引けました。
それでは日足、週足のチャートをみていきましょう。
2018年5月第3週/5月14日週の日経平均株価日足チャートの値動き。
今週の日経平均株価は、週初めの上昇を週半ばの下落で相殺したものの、後半は2日連続陽線で引けました。
2018年3月26日安値20,347円からの上昇は継続しており、上昇トレンドを形成しています。
テクニカルには3月30日以降終値ベースで10日移動平均線(ピンク色)を下回ることなく、強い上昇が続いています。
全ての短期移動平均線と長期移動平均線がゴールデンクロスを完成しており、あとは75日移動平均線(水色)が上向きになれば綺麗な上昇トレンドのチャートになります。
節目となる23,000円に迫っており、下落調整が入っても25日移動平均線(緑色)までで下げ止まれば上昇は継続していくでしょう。
⇒【移動平均線の詳細を解説】
2018年5月第3週/5月14日週の日経平均株価週足チャートの値動き。
週足は8週連続陽線で引け、上昇が継続しています。
13週移動平均線(緑色)も上向きになり、26週移動平均線(青色)とのゴールデンクロス完成を期待したいです。
ただし連続して上昇が続いていますので、下落調整の場合は26週移動平均線がある22,400円近辺で止まるとまだまだ強い上昇トレンドは継続していきます。
23,000円を突破して、2018年1月26日高値24,129円を試すのか注目ですが、まだ時間を要する可能性はあります。
⇒【一目均衡表の見方を解説】
⇒【出来高の詳細を解説】
まとめ
好調な企業決算、ドル高円安により上昇トレンドが明確となってきています。
ただ次は2019年3月期決算が焦点になっていきますので、ここから更に上昇するには新規の材料が必要かもしれません。
引き続き上昇目線は変わらないものの、上昇が続いているので下落調整には要注意です。
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