東証マザーズ株価指数は知っていますでしょうか?
特定の市場の全銘柄を対象とした指数で、似たようなものに国内であればJASDAQ INDEX、海外であればナスダック総合指数などがあります。
ここでは東証マザーズ株価指数をみていきたいと思います。
目次
東証マザーズ株価指数とは?マザーズ市場に上場する全銘柄を対象とした指標。
東証マザーズ株価指数とは、東京証券取引所(東証)の成長企業向け市場であるマザーズに上場する全銘柄(251銘柄、2018年5月2日現在)を対象とした株価指数です。
東証が算出しており、算出開始日は2003年9月16日となっております。
以下は東証マザーズ株価指数の日足チャートです。
⇒【株式市場の詳細を解説】
東証マザーズ株価指数の算出方法とは?TOPIXやJASDAQ INDEXと同じく時価総額加重方式を採用。
東証マザーズ株価指数は、東証株価指数(TOPIX)やJASDAQ INDEXと同様に浮動株ベースの時価総額加重方式を採用しています。
2003年9月12日の株価を基準値の1,000として算出しています。
東証マザーズ株価指数 = 対象銘柄の時価総額合計 ÷ 基準日の時価総額合計 X 1,000(基準値)
時価総額は、対象銘柄の追加や削除などの市況変動以外の要因を無くし、指数の連続性に影響がでないよう、都度調整されています。
東証マザーズCore指数とは?単純平均株価方式を採用し、15銘柄が対象の指標。
東証マザーズ株価指数のサブインデックスとして東証マザーズCore指数があります。
東証マザーズCore指数は、東証マザーズ上場銘柄のうち、時価総額、売買代金、利益および配当状況から選定された15銘柄で構成される株価指数です。
単純平均株価方式を採用して東証が算出し、2011年10月7日を基準値の1,000としています。
毎年10月に採用銘柄の見直しを行います。
構成銘柄一覧及び日足チャートは以下の通りです。
まとめ
今後の成長が期待できる企業が多く、マザーズ市場の銘柄をトレードする人は多いと思います。
マザーズ市場の銘柄をトレードするのであれば、東証マザーズ株価指数は必ずチェックすべき指標です。
東証マザーズCore指数もありますので、自分のトレードスタイルにあわせて使い分けると良いでしょう。
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