アメリカの3大株価指数として、ダウ平均株価、S&P 500、ナスダック総合指数がありますが、それぞれの違いや何を表す指標なのか理解していますでしょうか?
日本の株式市場はアメリカ市場の動きに大きく影響を受けますので、日本株のトレードしかしない人でも把握しておいた方が良いでしょう。
ここではそれぞれの特徴や違いをみていきましょう。
⇒【ダウ平均株価の詳細を解説】
ダウ平均株価、S&P 500、ナスダック総合指数の違いや特徴を比較。
ダウ平均株価、S&P 500、ナスダック総合指数の比較は以下の通りです。
ダウ平均株価は単純平均株価方式を採用した、超大手企業30社を対象にした株価指数で、算出開始は1986年と一番歴史のある最も有名な株価指数です。
S&P 500は時価総額加重方式を採用した、大手企業を中心とした500社を対象にした株価指数で、算出開始は1957年です。
ナスダック総合指数は時価総額加重方式を採用した、中型株・小型株を中心とした約3,300社を対象とした株価指数で、算出開始は1971年です。
⇒【ダウ平均株価の詳細を解説】
ダウ平均株価、S&P 500、ナスダック総合指数の日足チャートを見てみよう。
それぞれの日足チャートを見てみたいと思います。
3つのチャートを見比べると、ほぼ同じような形をしているのがわかります。
2017年は株高だったため3つの株価指数全てが右肩上がりでした。
2018年2月には米国長期金利上昇による影響から、株価は急落しています。
ダウ平均株価は2月9日に23,360ドルの安値を付けた後、一旦は反発するものの4月2日に再度23,344ドルと安値を切り下げて、まだ安値圏での推移となっています。
S&P 500は2月9日に2,532ポイントの安値を付けた後、一旦は反発するものの4月2日に再度2,553ポイントの安値を付けています。
4月2日の安値は2月9日安値を切り下げていませんので、ダウ平均株価よりは強いチャートになっていますが、まだ安値圏での推移となっています。
ナスダック総合指数は2月9日に6,630ポイントの安値を付けた後、3月13日には7,637ポイントと1月26日高値7,505ポイントを上抜けています。
4月2日には再度6,805ポイントの安値を付け、まだ安値圏での推移となっていますが、高値も安値も切り上げている状態なので、現状は3つのチャートの中で一番強い形状となっています。
⇒【ダウの犬戦略の詳細を解説】
まとめ
アメリカの3大株価指数の違いは理解していただけましたでしょうか?
投資家であれば必ず注目する有名指標ですので、日々動きは追っていくと良いでしょう。
それぞれの指数の詳細は別の記事にまとめていますので、そちらも参照してください。
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