株式投資をこれからはじめる人は、メリットやデメリットが気になるのではないでしょうか?
ここでは株式投資のメリット・デメリットについてみていきたいと思います。
目次
株式投資のメリット① 金銭的なメリットとは?値上がり益、配当利益、株主優待、インフレ対抗。
金銭的なメリットを求めて株式投資を行う人がほとんどだと思います。
それでは代表的なものを見ていきましょう。
① 株式の値上がり益(キャピタルゲイン)
金銭的なメリットとして一番あるのは株式の値上がりによる売買利益です。これをキャピタルゲインと言います。安く買って高く売るというのが、一番シンプルでイメージしやすく、株式投資を行う誰もが目指すものです。
② 配当利益、株主優待(インカムゲイン)
株式投資では配当や株主優待が設定されているものも多く、これらを目当てに投資する人も多いです。これをインカムゲインといいます。銘柄にもよりますが、配当は3%を超える株も300社程度あり(2018年4月22日現在)、中には5%を超えるものもあります。人気の株主優待としては、東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドは、1デーパスポートを株主優待として配布しています。1デーパスポートの大人料金は7,400円(2018年4月22日現在)ですので、それなりの金銭的価値を持つものとなります。配当にせよ株主優待にせよ、銀行に預金していてもほとんど金利がつかない中では、銀行預金と比較してもメリットがあります。
③ インフレに対抗できる
日本で生活していると、あまりインフレーション(インフレ)を意識することはなく、株式投資でインフレに対抗できることをメリットと考える人はあまりいないと思います。インフレとは物価上昇によって相対的にお金の価値が下がることです。例えば一万円を銀行に預けていても大して金利はつきませんが、もし1年後に物価が10%上昇したら、その一万円の価値は10%下落していることになります。一方株式投資であれば、インフレに伴い企業収益が向上したり、企業が保有する資産の価値も増えていく可能性が高いため、株価も上昇しやすいのです。
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株式投資のメリット② 情報感度が高くなる、自分で働く必要のない不労所得。
④ 情報感度が高くなるこれは直接的な金銭メリットではありませんが、株式投資を始めると新聞を読んだり、インターネットで情報収集したりと情報への感度が高くなります。情報感度が高くなると知識が増えていきますので、仕事で役に立つこともあるでしょうし、今までより深い形で物事を見ることができるようになると思います。今までおいしいものとか便利なものを見つけても、そこで終わりだったのが、株式投資を意識すると、この商品はどこの会社が作っているのだろう?この商品は流行りそうだから、株価が上がりそうだな、というように日常生活を通じて利益に結び付けることも可能です。このあたりは流行に敏感な女性にとっては大きな優位性です。
⑤ 自分で働く必要がない仕事と違って自分が働かなくても、利益が上げられる点も大きなメリットだと思います。株式投資で安定的に利益を上げていけるようになれば、金銭的に独立して仕事を辞めることも可能となります。一度スキルを身に付けてしまえば、長期にわたって利益を上げることができるのは良いですね。
株式投資のデメリットとは? 値下がり損失や時間を投資。
一方でデメリットとしては、やはり株の値下がりによる損失でしょう。
これをキャピタルロスと言います。
また株式投資を行うにあたっては、ある程度の時間を使う必要があるため、デメリットと捉える人もいるかもしれません。
しかし、利益を上げていくには何をするにしても勉強は必要ですし、色々なことを吸収して知識も増えますので、有意義な時間の使い方と言えると思います。
まとめ
どの投資にもメリット、デメリットはあり、株式投資はしっかりと取り組めばメリットの方が大きいのではないでしょうか?
それぞれを把握した上で、しっかりと勉強をして利益を上げ、豊かな生活を送っていきましょう。
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