本日2018年5月14日にメルカリが6月19日付けで東京証券取引所(東証)マザーズに上場することが発表されました。
過去にも何度も上場の噂が流れ、注目を集めていたメルカリですが、ようやく上場が決まりました。
ここではメルカリの業務内容や上場の詳細などをみていきたいと思います。
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目次
メルカリの事業内容、決算推移の詳細とは?ダウンロード数は1億、アクティブユーザーは1千万人超え。
メルカリは2013年2月創業で同年7月からフリマアプリのメルカリの提供を開始した企業で、今やほとんどの人が知っているくらいの高い知名度を誇っています。
2018年3月末時点のメルカリの累計ダウンロード数は約1億8百万件、月間アクティブユーザー数は10.3百万人となっています。
メルカリの2017年6月期の連結決算は売上高220億円、当期純損失▲42億円となっていますが、圧倒的なユーザー数を誇る中で業績の改善が期待されます。
また最近はブランドに特化したメルカリカウル、メルカリメゾンズやシェアサイクルのメルチャリをはじめるなど、他領域への事業拡大も積極的に行っています。
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メルカリの主要株主は?創業者、社長の山田氏が約33%を所有。
現在の主要株主は以下の通りで、創業者であり社長の山田 進太郎氏が約33%を所有しています。
メルカリ東証マザーズ上場の条件とは?時価総額は最大で3,700億円規模へ。売買単位は100株。
株価の仮想条件は2,200円~2,700円で公募価格は2018年6月11日に決定し、最大の時価総額は3,700億円規模となる見込みです。
公募については国内募集株式数4,288,700株、海外募集株式数13,870,800株を目途に、既存株主からの売出については国内募集株式数14,648,200株、海外募集株式数7,906,600株を目途に行われる予定ですが、最終的な内訳は公募総数の範囲内で、公開価格決定日である2018年6月11日に決定する予定です。
売買単位は100株となります。
まとめ
以前から上場の噂があったメルカリですが、ついに上場が決まりました。
知名度が高いためIPOへの応募は殺到し、上場価格も高騰することが期待されます。
圧倒的なユーザー数を誇るメルカリが、上場による資金調達で今後どのように成長を遂げていくのか、注目です。
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