オリックスの株価は年初来安値を更新し、軟調な展開が続いています。
そんな中、マンション分譲大手の大京をTOBで完全子会社化することを発表しました。
ここではオリックスの株価の値動きと大京の完全子会社化についてみていきたいと思います。
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オリックス、株価上昇・下落の可能性は?
オリックスの2018年10月26日の株価は、前日比+6円(+0.4%)の1,716.5円で取引を終了しましたが、取引中には一時年初来安値となる1,701円まで下落しました。
2018年のオリックスの株価は1月24日に年初来高値となる2,216.5円を付けた後下降トレンドに転じ、1,700円~1,900円のレンジ相場が続いていました。
現在はレンジの下限での値動きとなっています。
テクニカルには移動平均線が横ばいとなっており方向感が掴みにくい展開となっていますが、200日移動平均線(オレンジ色)が一番上に位置しているため、株価は下落しやすい状況にあると言えるでしょう。
年初来安値を更新したものの、1,700円は強いサポートとして意識されており、7月4日の1,706.5円、9月7日の1,707円、そして10月26日の1,701円と3回トライするも反発しています。
ここのサポートラインが強く意識されると判断するのであれば、今水準から買いエントリーしてみても面白いかもしれません。
その際は1,700円を下抜けた場合は損切りする形となります。
上値の目途としては75日移動平均線(水色)が位置する1,800円近辺、そこを上抜けても200日移動平均線が位置する1,870円近辺や1,900円は強いレジスタンスとして意識されると思います。
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オリックス、TOBで大京を完全公開社化へ
オリックスは既に大京の株式の約2/3を保有していますが、2018年中にTOBを実施し、完全子会社化をすることを発表しました。
TOBが成立すれば大京は上場廃止となる予定です。
大京は「ライオンズマンション」を全国に展開していますが、オリックスは完全子会社化することで、不動産事業の強化を狙っていきます。
これまでも両社は資本関係があったものの、不動産事業での連携は上手くいっておらず、完全子会社化によって相乗効果が生み出されることが期待されます。
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まとめ
オリックスの株価は軟調に推移して、年初来安値を更新していますが、1,700円は何度もトライして反発しているため、今回も強いサポートラインとして意識される可能性は高いでしょう。
損切り価格を明確に設定することができるので、逆張り的ではありますが反発を期待して買いエントリーしてみるのも面白いでしょう。
オリックスは2018年中に大京をTOBで完全子会社化することを発表。
今後不動産事業での連携が期待されます。
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