西京銀行に対して顧客の預金残高を改ざん・水増ししていたことが発覚したTATERU。
問題発覚以降の株価は、3日連続のストップ安となり、東京証券取引所は制限値幅を拡大することを発表しました。
ここでは制限値幅拡大のルール、TATERUの株価の値動きについてみていきたいと思います。
目次
TATERUの制限値幅拡大の詳細とは?東京証券取引所のルールは?
9月5日にTATERUの株価が3日連続でストップ安となったことを受けて、東京証券取引所(東証)は9月6日の取引において、制限値幅を拡大することを発表しました。
詳細は以下の通りで、3営業日連続でいずれかに該当した場合、東証は制限値幅を変更します。
(1) ストップ安となり、かつ、ストップ配分も行われず売買高が0株
(2) 売買高が0株のまま午後立会終了を迎え、午後立会終了時に限りストップ安で売買が成立し、かつストップ安に売呼値の残数あり制限値幅(下限):300円(上限は通常どおり150円)
基準値段 :756円
ストップ高:906円
ストップ安:456円
9月6日以降、ストップ安以外の値段で売買が成立した場合、その翌営業日から通常の制限値幅に戻ることになっています(ストップ安のみで売買が成立した場合は、拡大した制限値幅が継続)。
TATERUの9月6日の株価は、ストップ安以外でも約定したため、9月7日の取引の制限値幅は上下150円となります。
TATERU、3日連続ストップ安の後、制限値幅拡大で取引成立。
9月6日のTATERUの株価は596円で寄り付き、最終的には前日比▲223円(▲29.5%)の533円で取引を終了しました。
高値は634円、安値は467円となっています。
以下はTATERUの日足チャートです。
ようやく売買が成立したTATERUの株価ですが、明日以降も引き続き値動きの荒い展開になることが予想されます。
まずは本日安値の467円を維持できるのかがポイントとなります。
TATERU(タテル)3日連続ストップ安で制限値幅の拡大まとめ
TATERUの株価は3日連続ストップ安で取引が成立せず、9月6日には東証のルールによって、制限値幅が倍に拡大されました。
株価は本日も大幅下落となりましたが、ようやく取引が成立し、ここからどのような推移となるのか注目です。
引き続き値動きの荒い展開になると思いますので、トレードする場合には要注意です。
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