メルカリが2018年6月期決算の発表を行いましたが、事前予想よりも赤字幅拡大する結果となりました。黒字化のタイミングはいつになるのでしょうか?
ここではメルカリの決算発表の内容と、株価の動きについてみていきたいと思います。
目次
メルカリ2018年6月期決算発表の詳細内容。2019年6月期見通し、黒字化のタイミングとは?
メルカリは2018年8月9日大引け後に、2018年6月期決算を発表。売上高は前期比+62.0%の357億円と順調に拡大したものの、最終損益は▲70億円の赤字となりました。メルカリはこれで6期連続の赤字で、前期は▲42億円の赤字。
新規事業開発や金融サービスを行う「メルペイ」の先行投資、アメリカでの宣伝広告費が膨らんだことが赤字拡大の理由となっています。2019年6月期の業績見通しについては発表していません。
メルカリの山田CEOは、現在は成長を目指す段階であり、黒字化の時期については明言できないとコメントしています。
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メルカリ2018年8月以降株価上昇の可能性は?
メルカリの2018年8月9日の株価は、前日比+115円(+2.5%)の4,735円で取引を終了しています。決算発表は大引け後に行われたため、株価への影響が出るのは明日8月10日以降となります。赤字幅拡大によって、株価が売られる可能性は高そうです。以下はメルカリの日足チャートです。
メルカリは2018年6月19日大注目の中、東証マザーズに上場。上場初日には6,000円の高値を付けましたが、その後は下落し安値圏での推移となっています。まだ上場してから日数がたっていないため、テクニカル分析は難しい状況ですが、25日移動平均線よりも株価は上に位置しており、25日移動平均線がサポートとなれば上昇する可能性はありそうです。目先は7月23日高値4,975円を突破できるかがポイントです。
下落に転じた場合は6月26日安値4,165円が維持できるかがポイントとなります。ここを下抜けるようだと、下落が加速する可能性があるので、要注意です。
メルカリ2018年8月以降株価上昇の可能性まとめ
メルカリの決算は予想以上に赤字幅が拡大したことによって、明日以降株価は下落する可能性がありそうです。上場以降4,000円代での推移が続いてきましたが、決算発表をきっかけとして動意づくのか注目です。
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